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ニュージーランド2日目の夜に出会った女神は、学校までの道を裸足で案内してくれたおばあちゃん

5歳息子とママ、二人で親子留学に挑戦した「あの日々」を振り返る(3)
<はじめに>
現在は都市や国境を物理的にまたぐことは、控えています。
そこで、世界が穏やかになったら、いつかきっとまた行ける日を夢見て、過去に経験した、かけがえのない体験を振り返って記録しておきたいと思います。
「海外で子どもと一緒に”初めて”をたくさん経験する」ことは、幸せへとつながっていく♪と思えたから。
目的は、多様性の体感
不確実性の高い時代に生きていく私たちと子どもたちが「幸せに生き抜く力」を育むために。
ママとボクは、多様性の体感を目的に二人きりでニュージーランドへ出発しました。
言葉も、肌の色も、瞳の色も、価値観も、バスの乗り方も、学校の教育方針も、何もかもが違う環境で、私たちは「やってみよう!」と嬉々とした表情で成田空港を飛び立ちました。
その結果、ニュージーランドでの経験は、コンフォートゾーンを超えて親子で挑戦しながら幸せに生き抜くための原体験となりました。
約20年の会社員という働き方を手放してでも挑戦した価値があった!と心から思います。(リモートワーク社会へと変わりつつある今は、働き方を手放さず、少し変えるだけで経験できる時代になったかもしれません。)

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女神との出会い夜7時すぎ。少し薄暗くなっていたので、ママとボクは手をつないで速足で歩きました。
明日から通う小学校への道・行き方を確認するためです。
Google Mapをみながら歩きましたが、道路というより、どうみても民家と民家の間の通路といった様相の道にぶちあたりました。
「ここを進んでよいのだろうか。これは道なのだろうか。。。」

角の白い家に入ろうとしていた初老の男性に声をかけました。
すると、家の中にいたワイフを呼んで下さったので、Google Mapを見せながら質問しました。

「OK,I will show you」
と、なんと裸足のまま、玄関を飛び出してきてくださったのです。

えーーー!こっちの道を行ったらいいよ、って教えてもらえるだけでもありがたいと思っていたのに、現地まで一緒に行ってくださるの!?なんてありがたい!女神だ!!
薄暗くて道も細くて、このあと数回曲がり角があり心細かったので、ほんとうにありがたいです、と伝えると
「今は30歳になる息子たちも、その小学校に通っていたのよ」とお話くださいました。
その女神は、10歳の頃にイングランドからニュージーランドへ移住してきたそうです。


ママが現地の方と楽しそうに英語でコミュニケーションしている様子を子どもに見せる
女神とママが談笑している様子を見て、ボクは安心したのでしょうか。
ものすごくイキイキと坂道を全力疾走したり、アスリートのような手足の動かし方と表情でかっこよくダッシュを繰り返し始めました。
ニコニコ会話するママをみて、異なる言語であっても楽しい気持ちになれる・こわがらなくてもよいのだ、と感じる原体験の一つになったのではないかなと思っています。

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女神が駆けてくれた誉め言葉のシャワー
車が通ったのでボクがよけると、女神は、
well done! good boy! 」など、数種類の褒め言葉のシャワーをボクにかけてくださいました。
「まだ5歳なのに偉いわねー」と頭を撫でてくださったりもしました。
なんて素敵なんだろう!と幸せな気持ちがしました。

もしかしたら、日本だったら、ちゃんと車をよけているのに「危ないでしょ!」と怒るような口調で言ってしまうママたちも多いのではないでしょうか。「できて当たり前」という感覚で。

女神は、「当たり前」という感覚ではなく、できたコトに対して、ちゃんとしっかり賞めてくださいました。
当たり前は、当たり前ではないんですよね。

子育てに限らず、上司部下の関係でも、夫婦関係でも活きる学びを頂いたように思いました。

この日から、私も出来たコトに着目して様々な表現で子どもたちに褒め言葉をかけることを習慣にしています。


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「明日は、きっといい日になるわよ!楽しみね!」
女神のおかげで無事に学校までに道を把握した帰り道を照らしてくれたのは、フルムーンでした。
途中、暗くて細い通りにくると、女神はボクに優しく「hold your hands?」と話しかけ、手をつないでくださいました。

明日は、きっといい日になるわよ!楽しみね!

素敵な笑顔で、女神は私たちに別れを告げました。

思い返すと、ニュージーランドにきて「女神だ!」と感じたのは、これが2回目。初回の女神との出会いについては、また別の投稿で書いてみようとおもいます。

つづく


ニュージーランドTips 
~アイスクリームが美味しい!!〜

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ビーチ(browns bay)から、徒歩1〜2分の場所にあるアイスクリーム屋さん。小さなサイズが私たち親子にはちょうどよくて、甘さや口触りも私たち好みで、週に4回ほど通いました♪




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