幼なじみきゅん編〜クリスマスバージョン〜
先日、幼なじみ〜きゅん編〜を書いた
Hくんとクリスマスを一緒に過ごすと言っていた娘。
クリスマス当日の朝、娘からLINEがきた。
『欲しいと思っていたお皿が今日届いたの❣️奇跡‼️
このお皿でHくんと「うまし糧❗️」って言ってシチューを食べようと思ってるんだ』
『だから、これからシチューを作って、Hくんのバイトが終わる頃、迎えに行く』と。
ほう…。
「うまし糧」とは、ハウルの動く城に出てくるセリフである。
娘は、ちょっとオタクの気質がある。
「汚れてないのこれしかないんだ」のスプーンとフォークも買ったらしい…。
まぁ、それはいいでしょう。
問題は、シチューだ。
娘はほとんど料理をしない。
家でもほとんど手伝ったことがない。
「高校生になったら、料理作ったり、お母さんの手伝いするからね」と、娘が中学3年の時にくれた手紙に書かれていたが、娘は、高校生にならなかったようだ。
高校に入ってからも娘が、台所に立つことはなかった。
なので、シチューを作るだなんて、大丈夫なのか？と不安になった。
不安を感じた反面、『 SUPER RICH』を観ていた私からすると、あまり美味しくない、野菜もちゃんと煮えていないシチューを食べて「今まで食べてきたシチュー（ドラマではカレーだったけど）の中で1番美味しい」と言って、Hくんはニコニコして食べてくれるのではないかという、妄想もしてしまった。
夜になり、娘からLINEが来た。
美味しそうな料理の数々の写メだ。
なんと全て、Hくんが作ったという。
その写真の料理は、ハタチの男の子が作るような感じではなく、どこかの食堂か、レストランに出てくるような美味しそうなものだ。
娘は、居酒屋出せるレベルだよと言っていた。
そもそもハタチの男の子が作る料理って何？って感じだけど…。
野菜炒めとか、野菜ゴロゴロ焼きそばとか。
そんなんが私のイメージなんだけど、Hくんの料理は全く違う。
何かの野菜の肉巻きとか、豆腐のなんちゃらとか。
どれもこれも美味しそうで、どれもこれも美味しいらしい。
しかも、シチューまで作ってくれたという。
娘は「私なしで、こんなに作ってくれた。ってか、私、いらない」なんて言っていた。
娘は洗い物係だそうだ。
そうね。
洗い物くらいしようね…。
娘のアパートの台所に立つHくん。
娘はその写メを送ってくれ「もこみちいるよ。ヤバっ」とLINEしてきた。
もこみちほど背は高くはないし、オリーブオイルを高いとこから振りかけてないけど、まぁまぁのイケメンくんのHくん。
気遣いも出来て、料理も出来て、素敵💖
おばちゃん思考のフンガーは、封印よ。
娘に悟られないように。
娘は、Hくんが帰った後に、LINEをしてきたのかと思いきや、夜の11時頃「今からハウルの動く城を観ながらいただきまーす」とLINEしてきた。
え？
まだいたの？
え？てか、今から食べるの？
え？
ハウルの動く城観ながら？
え？え？
ちょっと、母としては、なんとも複雑な思いになりました。
うん…。
いいよ。
大丈夫。
幼なじみだしね。
うん…。
いいよ。
幼なじみ以上になっても。
うん…。
いいよ。
ちょっとふっくらしている娘。
肥満が気になるけど、今日だけはいいよ…。
遅い時間の食事も…。
せっかく、Hくんがバイト終わりに頑張って作ってくれたんだからね…。
うん…うん？
ハウル？
ハウルの動く城観るの？
え？え？
そのチョイスでいいの？
クリスマスに？
まぁ…いいか…。
シチュー食べて「うまし糧」を言うんだから。
いいのか？
いいよ。
いいんだよ。
その娘のマニアックなノリに付き合ってくれるHくん。
ホントに優しい。
一緒にイルミネーションも見てきたらしい。
『初めて、クリスマスらしいクリスマスを過ごしてる』って、娘が。
だよね。
家じゃ、チキン食べて、ピザが時々出てくるとか、もしくは餃子がクリスマスって時もあったし。
キムチ鍋とかね…。
ただの25日にケーキを食べるだけの日常って感じだったしね。
いいじゃないの。
素敵なクリスマスを迎えられて🎄
ケーキは、Hくんが作ったのではなく、アニメのキャラのケーキを注文したらしい。
ここでもオタク炸裂だ。
そんな娘に付き合ってくれるHくん。
もしくは、それが心地いいと思ってくれているのか？
それならそれもまた嬉しい。
Hくんの優しさが、私は本当に嬉しい。
気の合う幼なじみがいて、幸せだなぁと感じました。
娘のプライベートをここに書いてしまうのは、良くないのかもしれないけど、以前書いた時に、一緒にフンガーしてくださる方やドキドキきゅんきゅんしてくださる方もいらっしゃったので、クリスマスバージョンもご報告させていただきました。
娘から送られてきたHくんのお料理を見ていたら、今日のトイレの大騒動による疲れも飛んでいきます。
ホントにHくん、ありがとう。
幸せをありがとうございます😊
最後までお読みいただきありがとうございます🥰