【広島限定】 地元スーパーのBGMで涙した日
スーパーのBGMで涙したことがありますか?
地域限定、どうしても書きたかったローカルネタを中四国地方のために書く。
わたし達、幼なじみがドライブへ出ると
誰となくスーパーのBGMを口ずさみ、空でユニゾンできるのが当たり前で、当たり前じゃない奇跡。
それだけ昔から帰省などで耳に入ると脳内をリピートする。
心が荒んだときは、歌詞が心へ沁み渡りマスク越しに涙が溢れたこともあった。
地元へ帰ってきた安心感とそれまで抱えた苦悩を知っていたかのようにリピートするBGM。
今日は広島、地元を限定した選りすぐりのBGMを紹介したい。
わたしのNo.1、オススメは
スーパー『ラ・ムー』『ディオ』
岡山県倉敷市に本社がある、
店舗数、216店舗
(2024年5月31日現在、グループ全体)
大黒天物産株式会社が店内放送する曲。
曲のテンポ ★★★★★
歌詞の良さ ★★★★★
歌唱力 ★★★★★
イメージ ★★★★★
完成度 ★★★★★
アニソンとJ-POPのようなキャッチーさと、
隙がないポジティブな歌詞と歌声。
噛みしめて聴くと自己肯定感が高まる曲は、店内BGMの王道を先頭に歩んで欲しいほど、他を凌駕している。
恐らくだが、他のスーパーは
「社員の皆さん、店内の清掃をお願いします」
「A町からお越しのB様。〜へお越しください」などの放送があり曲が途切れてしまう。
それがないのがラ・ムー。そして音量が大きい。
歌手 Mizunaさんの声は透明感と艶があり
自然と
「明日も頑張ろうかな」と思えるほど、
インパクトのある歌声。
『ラ・ムー』のお弁当が庶民に寄り添ってくれ、
物価高のご時世。企業努力に頭が下がります。
我が広島県に本社があるスーパーで対抗できるものはないか、探してみると、
意外なビッグアーティストがスーパーのBGMへ楽曲提供している。
沖縄県出身の『Kiroro』
名曲『未来へ』『長い間』など、
NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の主題歌
『Best Friend』は有名中の有名で、
Kiroroは広島県東広島市に本社がある、
西条商事株式会社のスーパーでBGMが流れている。
このリンク内へ会社概要とBGMが収録されている。
広島大学近郊を彷彿する、のどかな田園風景にマッチしたのんびりした曲調と歌声。
「新鮮な食材と真心をお届けします」感が満載の
ほっこりソング。
NHKのみんなのうたへ流れていても違和感がないプロの楽曲に脱帽です。
ショージ(西条商事)の支持層は明らかに高齢者で、
滅多に棚替えがないので、店内で迷子になるなどがない。高齢者でもスムーズに買い物ができ、田舎町はどうしても車社会なので、駐車場を広くとってある。
商品説明や名札にあるPRは、手書きのものが多く使われており、意図的に高齢者が行きやすいよう工夫がある。
山間部へは、軽トラックで商品を積んで売買するなど、古き良き昭和の長所を取り入れられている。
しかし、ローカル過ぎてドライブでの話題にはなるが、わたし達3人がユニゾンすると別曲になる。
曲を思い出すと、どの部分からでも歌えるだけの顧客へ定着するパワー。
昔は愛媛県松山市に本社があった、
現在は広島県広島市南区に本社を置く
株式会社フジ 『フジグラン』
広島駅前に本社があった頃は、お世話になりました。
現在は広島県広島市東区に本社がある
株式会社イズミ 『ゆめタウン』
どちらも中四国、九州の一部地域では馴染み深い量販店。
広島の子どもたちはこれらを店内で自然と耳に入れながら大きくなり、トウが立つ中年になった。
人間性が美味しいのか、不味いのかは外部評価がないのでなんとも言えない。しかし、店内のBGMで
「地元へ帰ってきた」安堵する気持ちは確かな手応えとして、一瞬で口ずさむことができる。
馴染みといえば。
そもそも株式会社イズミが経営していた
『サンモール』
わたし達は小中高校生から買い物を楽しんでいた、
株式会社サンモールが経営する『サンモール』は
おしゃれ女子が好んでいくサブカルの聖地で、歌はないがキャラクターが広島県民に親しまれている。
歌詞の温かさはローカルな店舗であっても、
誰かの中に特別な存在として思い出に刻まれている。
もしかすると世界中に知られているより、ずっと価値のあるものかもしれない。
それは店舗のBGMだけではなく、人、個人にも同じことが言え、誰かの中にいる信頼できる人やどれだけ自分に寄り添ってくれたかが類似しているように思えた。
#大黒天物産株式会社
#西条商事株式会社
#株式会社フジ
#株式会社イズミ
#株式会社サンモール
#Mizunaさん
#スタンくん