Here we go! 新春最初は感想文
みらっちさん(吉穂みらいさん)
『音楽のように 言葉を流す』
吉穂みらいさんのエッセイ集
『音楽のように 言葉を流す』は、タイトルからして詩的でロマンチックな印象を受けました。
みらいさん自身が文学を愛するラブリーなキャラクターであることを知っているので、彼女の言葉がどのように流れるのか、とても楽しみでした。
タイトルを見た瞬間、期待感がありました。
リネンに囲まれたお部屋や、素材を活かしたお料理のレシピ、そして天井から吊るされたアイビー、ぶどうの蔓で編まれたカゴにさりげなく置かれた海外の紅茶のイメージが浮かびました。
しかし、ページをめくるごとに
「分かる!あなたはわたしか⁈」
共感が迫ってきて、みらいさん大好き!
みらいさんの等身大の姿がnoteで表現されており、彼女の人柄が文章を通じて伝わってきます。
読者からのコメントも引用されていて、みらいさんがどれほど多くの人に愛されているのかが感じられました。文章には温かさと親しみやすさが溢れています。
特に印象的だったのは、年齢を重ねることによるファッションへの葛藤です。
40代を過ぎると、服が似合わなくなるという違和感を抱える世代に突入します。
試着室での自己改革の必要性や選ぶ服に対する不安感がリアルに描かれており、自分自身の経験とも重なりました。
この部分は、多くの読者に共感を呼ぶテーマだと思います。
みらいさんは、ファッションや年齢に対する社会的な視点も取り入れています。社会の視線を描くことで、現代の女性が抱える複雑な感情を浮き彫りにしています。このような視点は読者に新たな気づきを与え、考えさせられる要素となっています。
みらっちさん(吉穂みらいさん)の
『音楽のように 言葉を流す』は、
わたしにとって特別な一冊となりました。
作品を読み進める中で、何度も感想文を書き直し、今日も書き直しました。
再読することで新たな発見があります。
みらいさんの言葉はわたしの心へ届き、感情を揺さぶる力を持っています。
これからもみらいさんの作品を通じて多くのことを学び、感じていきたいと思います。