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なんとなく疲れていない?季節の変わり目の養生
10月18日は七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」きりぎりすとは秋に鳴く虫の総称。鳴く虫のピークは過ぎていますが、残った虫たちは寒さをしのいで家の戸口に近寄ってくるようです。
とはいうものの、ここ2、3日はまだ最高気温が30℃近くもあり、虫たちもまだ野原にいるのでは?!
朝晩の涼しさもなく、蒸し暑くてだるさも感じる毎日です。といって冷たい飲み物をとり続けると、夏ではないので胃腸にきてしまうので体調管理も難しい。
なんかしんどい、なんか疲れている季節の変わり目。
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中医学では体を構成するものは気血水の3つだと考えます。体のエネルギーである気。体の隅々に栄養を運ぶ血。体の深部を潤す水。
どれが不足しても体は疲れたと感じます。
🔸なんとなく疲れたなぁっていうときは山芋です。
胃腸を整えて体のエネルギーである気を作り出します。
🔸今日はバタバタして忙しかったわ。なんて疲れきった日にはうずらの玉子。
気も血もつくり、五臓のすべてを補います。脳にもシャキッと力が入ります。
🔸疲れすぎてイライラ、カリカリしだしたらぶどう。
酸味と甘味で潤いを作り、体の中で燃えている火を抑えます。火は放っておくと炎になるよ。
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ちょっとした体の疲れも見過ごさないようにしましょう。「大丈夫よ、これくらい」じゃなくて自分を甘やかしてほどほどに休みましょう。
なぜなら、
胃も疲れきって気血水を作り出せないとなると、
心が養えなくなり気力がなくなります。ズドンと気分が落ち込み何も楽しいと思えなくなってしまうから。
メンタル落ち、闇落ち?したら温かいものを食べましょう。味噌汁やスープなど温かい食べ物で心を温めます。豚汁やけんちん汁。具沢山の汁物が元気をくれます。
何もしたくないほどしんどい時のために、具材を切って冷凍して豚汁セットを作っておくのも一案です。お湯をわかして味噌をとくだけですからね。
疲れた自分へのプレゼントを元気な時に用意しておきます。
あとは早めに寝て体を休める。目が覚めたらカーテンを開けて日光を浴びる。太陽の陽気を体に吸い込み元気をもらいます。
季節の変わり目は寒暖差などに対応するため私たちの体は力を尽くし頑張っています。疲れを感じるのも当たり前。
普段から頑張り屋さんの方は、動きすぎないように。「一旦止まろう」と自分に言い聞かせて過ごしてね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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