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picopiko
人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情がたまらなく好き
子どものころから読書が好きで本の虫、いや本に棲んでいる虫かとまで言われていたけれど。最近の読書はもっぱら電子書籍。
紙の本へのこだわりが強い人も多いけど、私は電子書籍をはじめて手にとったとき、こんないいものがあったのかと素早く飛びついた。
何がいいって、行間や文字の大きさ、書体など好みにカスタマイズできる。
縦書きでも横書きでも行間のつまった文章は苦手。
無表情な字のかたまりが飛び込んでくるストレス。
なので児童書一歩手前くらいのサイズ感で読んでいる。
パッと字面を見ただけで「おもしろそう」があふれている。字が柔らかで「うん、いい表情」そんな本が好きだから。
最近、かなり久しぶりに図書館に行った。ちょっとびっくり。へぇー、紙の本ってこんなに字が細かかったのか。そう、小さいというより細かいと感じてしまうとは。
図書館も久しぶりだけど、書店はもっと訪れていない。
あれもほしい、これもほしいと目移りするほど品揃えが豊富で何時間いても飽きない書店も最近は少ない。
なので本屋で本を買う、ただそれだけのシリーズだけど大好き。「本ツイ!本屋ついてって1万円あげたら何買うの?」
人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情は、生き生きとその人らしさが出ていて尊いとさえ思える。見ているだけで幸せになれる。
私もかつてボーナスが出ると絵本専門店に行き、一万円分の絵本を買っていたよ。
「お金は紙。同じ紙なら本に変えましょう」
石田ゆり子さんが仰っていたそうだけど、さすがゆり子さん、愛があるわぁ。お金をたくさんもってるより、本に囲まれた毎日のほうがどれだけ贅沢か。
やっぱり本屋はいい。本棚から本をとり手になじむ質感を味わいながら、内容と活字の表情を眺める。かわいい子にめぐりあえるかなって。
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