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心を見つめる生活瞑想のすすめ

ストレスでイライラして、怒りたくなったり、悲しくなったりした時に、自分の心をちょっと離れて眺められるようになるのが「瞑想」です。

家事をしながら、お出かけ前やお茶の時間に気軽に取り入れられる簡単な瞑想をご紹介します。


いつもの時間を瞑想の時間にするポイント


ポイントは2つです。

①五感を使う。聞く、嗅ぐ、触る。


怒りや悩みにとらわれてしまうと感覚も鈍くなります。
五感を刺激すると、感覚が研ぎ澄まされてきます。

見えなくなっていた自分の気持ち、人の気持ちにも気づけるようになるのです。


②プロセスを楽しむ


最近は何でも時短で便利な世の中です。
ボタン一つで完結できるのはラクですが、知らないうちに感覚が鈍くなっています。

なのであえて時間をかけて、動作を丁寧にする。
そうすると、本来持っていた鋭い感覚が戻ってきます。


生活瞑想のおすすめ例


①お茶を飲む

冷蔵庫からペットボトルを出して飲むのではなく、やかんでお湯を沸かし、急須に茶葉を入れてと丁寧に淹れます。

②豆を挽いてコーヒーを入れる


③野菜の千切り

全部ではなくて、残りの4分の1くらいをゆっくり千切りする。

野菜や包丁に触れる自分の手の感触、
野菜を切る時の包丁の音やまな板の音
などに感覚を集中させます。

④食器の拭き上げ

一つだけでいいので、食洗機にかけず手洗いして丁寧に拭きます。食器の形や模様を楽しみながら。

⑤床拭き

家中の床を綺麗ににすることが目的ではありません。
床の木目が何に見えるか、など模様や材質を楽しみます。

⑥窓拭き

窓拭きの便利グッズはたくさんありますが、
2枚の雑巾を水で濡らし、中心からゆっくりと一定のリズムで円を描くように拭いていきます。
仕上げは、日本手ぬぐいで水滴がなくなるまで拭き上げます。


その他お出かけ前や休憩中に


*洗顔や歯磨き、手洗いに時間をかけてみる。

全てをゆっくりとするのではなく、石鹸を泡立てることに集中するとか、一部分を丁寧にする。
出かける前の慌ただしさが一旦落ち着き、心を穏やかにして出かけられます。

*物を一分間眺める。

TVCMは15秒のものが多いそうです。なぜなら人は15秒以上同じ物を見続けるのが苦手だからと言われています。

一日に一個、一分間見つめましょうという瞑想です。
いつも使っている物もじっと形や色などを観察していると何か気づくことがあるかもしれません。



まとめ


ほんの一例ですが、簡単にできる瞑想を紹介しました。

ポイントは、
①五感を使う
②プロセスを楽しむ

忙しい毎日ですが、五感を使い、ゆっくり向き合う時間を一日のルーティンに加えてみるのはいかがでしょうか。

私は、朝と夕方と空を数分間眺めるのを日課にしています。忙しくなる前に、ぼんやり眺めて心を整えます。

床拭きも続けています。
今日はリビング、今日は廊下と5分程度で少しずつ。
クイックルワイパーは使わず、手で黙々と拭いてます。

いい運動にもなるし、床が綺麗になると気分もすっきり。夢中になって長時間してしまうことも。
気分や姿勢や体調の変化にも気づけます。

今は無くてはならない自分の時間になっています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。



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