編著…日本のレトロコスメ研究会『日本のレトロコスメ』

　こんばんは。

　懐かしい雰囲気のコスメが大好きな方におすすめの本をご紹介します。

　約100年前から現代にかけて愛されてきた洗顔料、化粧水・乳液・美容液、リップクリーム、メイク用品などのパッケージ、昔使われていた広告が掲載されています。

日本のレトロコスメ プチプラコスメからロングセラーまで

　特に開発・販売秘話が載っているわけではありませんが、写真を見るだけでも楽しいです。

　特に、第二次世界大戦前のコスメのデザインは独特の愛らしさがあってロマンチック。
　平成のデザインも可愛いけれど、どうしても量産的な感じ。
　それに対して、戦前のデザインはまるで一点物みたい。
　このあたたかみのある優雅さがたまりません。

　また、わたしはP58を開いて、「あ〜！　子どもの時に使ってた洗顔フォーム〜！』と思わず声が洩れました。
　ロゼット株式会社の『はい！みるく洗顔フォーム』。
　牛とミルク瓶のパッケージが可愛かったので愛用していました。

　他にも思い出のあるコスメがこの本に沢山載っていて、ページを捲る度に「あ〜！持ってた〜！」と懐かしい気持ちで胸がいっぱいになりました。

　株式会社資生堂の『ティセラ ヘアコロンシャンプー』も…、姉が使っていたのをこっそり使って、香りですぐバレて怒られたのを思い出します。

　大島椿株式会社の『大島椿』や株式会社資生堂の『ドルックス』といった、今も時々お世話になっているコスメも載っていて、「くれぐれも販売終了にならないでね！」と祈るような気持ちになりました。