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編…おかんメール制作委員会『おかんメール4』

 母から子に対する、うっかり? もしくはわざと? の誤字がいっぱいの面白メールをまとめた本。


 ※注意
 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。



 電車の中で全く笑わずに一冊読み切ってやる!

 …と挑んだのですが、わたしは表紙で脱落しました。

母「いつ帰ってくるの? 今日? それとも今日?」

(編…おかんメール制作委員会『おかんメール4』表紙から引用)


 わたしは静まりかえった電車内でぷぷっと吹き出してしまったので、「今笑ったのはわたしじゃないですよ」という表情をして、続きを読み進めてみました。

 子「死後終わった。帰るー」
 母「死後。来世がんばれ」
 子「死後ーーー(笑)どひゃひゃひゃ」
 母「わたしも来世がんばりたい」

(編…おかんメール制作委員会『おかんメール4』 P4から引用)



 というエピソードは、変換ミスをやらかしたのは子の方。

 お母さんの上手い切り返しが素敵ですよね。

母「メールなんかしたら気がメールからやメール」

(編…おかんメール制作委員会『おかんメール4』 P6から引用)


 も秀逸!

 駄洒落を閃いたからメールに書かずにはいられなかったんだろうな~と微笑ましくなります。


 …それにしてもマスクって便利。

 この本を読んでいて、ついニヤニヤしてしまっても、マスクで隠せますからね。

 しかし、

母「あすとりつく」

(編…おかんメール制作委員会『おかんメール4』 P25から引用)


 を読んだ時、わたしの肩は震えました。


 明日…取り憑く…だと…?

 お母さん…もしや幽霊化していて、子どもに取り憑く気なの…?

 あの世からのメール!?

 …まさかの恐怖体験かと思ったら、正しくは「明日鶏(肉)着く」だそうで。

 …静まりかえった電車の中で悲鳴をあげそうになると同時に笑いそうになった瞬間、ちょうど電車がどこかの駅に着いてドアが開いたので、わたくし何食わぬ顔で下車して事無きを得ました。

 危なかった。

 あのまま乗っていたら色んな意味で危なかった。

 さて、この本には日本のおかんだけでなく、外国のおかんのメールも紹介されていて、英語の勉強にもなりました。

 どこの国のおかんも愛すべき存在なんですね!



 〈こういう方におすすめ〉
 笑える本が好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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