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著…本田宗一郎『やりたいことをやれ』
一人ひとりの人間の可能性は、本人が思う以上に遥かに大きい。
若い人がエネルギーを思いきり何かにぶつけている姿を、わたしは美しいと思う。
といった言葉が読者を激励してくれる本。
かなり前に出版されたものなので、どうしても昭和な価値観が多め。
しかし、もし、「やりたいことがあるけれど燻ってしまっている」という方がこの本を読んだら、思い切って新しい扉を開ける勇気が出てくるとわたしは思います。
特に、
前世紀の考え方から一歩も出られない先輩から〝いい社員〟だなんていわれるようじゃ、その先輩以上に伸びやしない。上司の顔色ばかりうかがって萎縮して生きるような人間は、日進月歩する現代には通用しない。先輩ににらまれるのを恐れていないで、若者らしく勇気をもっていろいろ経験し、視野をひろめろ。
という言葉のかっこよさに痺れました。
なんてエッジのきいたメッセージ!
世の中は目まぐるしく変化していますものね。
毎日どころか毎秒。
もし、前世紀並みに凝り固まった考え方しかしない先輩から「いい社員」と評価されるなら、自分はその先輩の理解出来る範疇にしかいないということ。
新しいことの全てが良いこととは限らないので、自分で吟味して取捨選択して取り入れる必要がありますし、先輩に助けてもらうことも多いと思いますので先輩の意見も参考にする必要はありますが…。
古臭い考え方の先輩からは「俺にはよく分からないけど、若い人は凄いね」と驚かれるくらいがちょうど良いのかもしれませんね。
わたしも敏感に、そして貪欲に、自分をアップデートしていきたいです。
そして、若い人が思い切りチャレンジ出来る環境を整えて、背中を押してあげられる先輩になりたいです。
〈こういう方におすすめ〉
新しいことに挑戦したくて、誰かに背中を押して欲しい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間〜1時間半くらい。
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