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著…MICANO『仕事に使える! 棒人間図解大全』

 わたしはまず、この本の冒頭の、絵を描く前の準備段階のページに惹かれました。

 まっすぐな線でなくてもいいから、まず線を引いてみる。

 優しい線。

 力強い線。

 くるくるした線。

 ぎざぎざの線。

 交差した線。

 やがて円へ移行。

 楕円。

 歪んだマル。

 …という感じで少しずつ描いていけるので、無理なく練習出来ます。

 ひとことで「棒人間」と言っても、立っていたり、座っていたり、怒っていたり、ハツラツとしていたりと、沢山のバリエーションがあることに気付かされます。

 顔はないのに表情豊か!

 また、

 「今から2分間白い紙を手持ちのペンで隅から隅まで可能な限り汚す」
 (P24から引用)
 「白い紙に遠慮をしていたら先はありません」
 (P25から引用)

 というチャレンジがわたしにはとっても新鮮でした。

 大人になればなるほど、つい「上手に描かないと恥ずかしい」とか「汚したらいけない」と思って、なんだか気持ちまで縮こまってしまい、一ミリも描けなくなってしまうので…。

 こうして白い紙に自由な絵を描くのは、子どもの頃の自由な感覚を少しずつ取り戻せた気がして楽しかったです。

 頭のリハビリになりました。

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