著…岩平佳子『これからの乳房再建BOOK』
乳がんの治療法や乳房再建についての本。
2015年に出版された本なので、最新の情報が載っているわけではないのですが、
●全摘+人工物(または自家組織)で再建した場合の見た目
●全摘のみの見た目
●温存によって起きる変形
といったことを写真で比較出来て分かりやすいです。
もしわたしが乳がんになったら、やはり出来る限り乳房を温存したいです。
しかし、残した部分にがん細胞が残っていないとも限りません。
そうなると命に関わります。
また、「温存」と言っても完全に元の状態のままで残せるわけではありません。
切除による影響で胸が変形してしまうケースもあることが、この本を読むとよく分かります。
何事にも長所と短所がありますね…。
それに、人工物による再建も、自家組織による再建も、合併症が起きるリスクがあるので、よく調べてから行う必要があります。
けれど、やはり見た目も大事ですよね…。
本当に悩ましい問題です。
見た目は心にも影響しますし…。
今後、このテーマの本を他にも色々読んで、最新の治療や再建術、そして心と体のケアについて学んでいきたいです。
〈こういう方におすすめ〉
乳がんの治療法や乳房再建について知りたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間〜1時間半くらい。
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