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著…モニカ・ルーッコネン 訳…関口リンダ『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』

 「今持っている物を長く大切にするライフスタイル」をすすめる本。

 フィンランドには「古い物にこそ価値がある」と考える人が多いのだそうです。

 そのため、

 ●今持っている物を修理して使い続けられないか?

 ●周りの人たちと物を貸し借り出来ないか?

 ●自分がもう使わない物は、捨てるのではなく、フリーマーケット等で売り買いして他の人に使ってもらえないか?

 といった風に考えるのだそう。

 確かに、そうやって暮らした方が環境にもお財布にも優しいですよね…。

 また、わたしはこの本の、

 「人生に残された時間を意識したとき、真っ先にやりたいのはSNSを眺めることでしょうか? 新しいものも素晴らしいと思いますが、ほんものの本を読む、ほんものの人と接する、ほんものの生き方をするということも大切なのではないかと思うのです」

(P123から引用)

 という考え方に惹かれました。

 バーチャルな世界ではなく自然の美しさを愛でる。

 電子書籍ではなく紙の本に触れる。

 SNSでやり取りするのではなく、相手と直接会う…。

 コロナ禍にある今はなかなか理想通りにはいきませんが、そうやって「ほんもの」を意識した方が豊かな生き方が出来そうですね。

 わたしはSNSを眺める時間が日に日に長くなってしまって、自分とは直接関係のないSNSの書き込みにも一喜一憂してしまいがちなので、まずはSNSを眺める時間を減らせるよう生活を改めます。

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