著…ミシェル・ローリセラ 監修…布施英利 翻訳…ダコスタ吉村花子『モルフォ人体デッサン ミニシリーズ 骨から描く』
皮膚の下にある骨・関節・筋肉・脂肪を意識した人体デッサンをするためのシリーズ。
その中でも骨に特化した本。
骨のかたさ・太さ・細さ・曲線・角度などを描き分けることで多様なニュアンスを出します。
絵を描くという行為は、単に「描く」というだけでなく、いかに「見る」かが大事だということに気づかされます。
「大体こんな感じだろう」というイメージだけで描くのではなく、「このモデルさんはこういう骨格だな」とか「姿勢を変える時はこうやって体を動かすんだな」といったモデルさん一人ひとりの特徴をじっくり観察しないと、描いたつもりのデッサンになってしまいがち。
この本には全身の骨のデッサン集が載っているので、わたしはこれを模写しながら、なんだか解剖をしているかのような気分になりつつ、「こんなに複雑なつくりだなんて凄いな…」と人体の神秘に改めて驚かされました。
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