著…岩田一成・栁田直美『「やさしい日本語」で伝わる! 公務員のための外国人対応』
この本のタイトルには「公務員のための」とありますが、日本には年々外国人が増えており、どの業種の人も外国人と話す機会が増えているため、多くの人の参考になる本だと思います。
ポイントは、まずは誰にでも分かりやすい日本語を話すこと。
例えば、「記入する」を「書く」、「勤務する」を「働く」、「免除する」を「払わなくてもいい」と言い換えます。
「〜のほう」「〜になります」「〜させていただきます」「〜のような形になります」といった遠回しな表現は使いません。
また、一気に沢山の言葉を長々と話すのではなく「〜です。〜します」などと短く話を区切りながら話します。
そして相手の反応に応じて相手の日本語能力レベルを判断。
「日本語が上手だな」という人には普通に日本語で接し、「日本語が苦手だな」という人にはやさしい日本語で接します。
やさしい日本語で接するというのは子ども扱いするというわけではないので要注意!
無礼な態度は必ず相手に伝わります。
丁寧さが必要です。
また、自分たちの会話の内容をお互いがきちんと理解しているか「誰が」「何を」「どうした」などについて確認しながら話を進めていくことも大事です。
こういったことは、外国人に限らず、日本人と話す時にも気をつけるべきことですよね。
会話だけでは伝わらないこともあるので、写真やイラストを使って見本を見てもらうといった工夫も大切。
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