文…ポリー・フェイバー 絵…ハリエット・ボブデイ 訳…中井はるの『よるのあいだに… みんなをささえる はたらく人たち』
みんなが眠りにつく夜に働く。
そして、みんなが目を覚ます朝に家路へと向かう。
そうやって働いてくれている人たちのことを描いた絵本。
※注意
以下の文にはネタバレを含みます。
たとえば、警察官。
レポーター。
あちこちに色んな物を配達する人。
線路の工事をする人。
救急救命士。
医師。
看護師。
助産師。
そうして夜の間じゅう働いてくれた人たちとバトンタッチするかのように、今度は朝早く働き始めてくれる人たちがいます。
たとえば、パン屋さん。
バスの運転手。
こうした仕事のリレーの描かれ方が素敵な絵本です。
この世の中は誰かが休んでいる間に誰かが働いてくれるから成り立っている…ということが、この絵本から伝わってきます。
また、元気に働くためにはゆっくり心と体を休めないといけない、ということも。
今、わたしは朝の7時にこのレビューを書いていますが、きっと世の中には夜の間に仕事を終えて今から眠り始める方もいらっしゃることでしょう。
お疲れ様です。
おやすみなさい。
良き夢を。
〈こういう方におすすめ〉
夜勤業務や早朝勤務をしている方。
読み聞かせにぴったりな絵本を探している方。
〈読書所要時間の目安〉
10分くらい。
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