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監修…すなみまさみち 著…中島茂信『101本の万年筆 すなみまさみちコレクションから』
万年筆って、日用品でありながらも、たまらないロマンを感じさせるアイテムですよね。
これは、うっとりするほど美しい古今東西の万年筆たちをカラー写真付きで紹介している本。
もくじのページにも一本ずつ丁寧に写真が載っているのがお洒落です。
これなら、好みの万年筆を一目瞭然でさがしやすいですね。
⭐️単行本版
いかにも万年筆らしいデザインのものもあれば、一目見ただけだと何のペンなのか分からないユニークなデザインのものも紹介されていて、興味を引かれます。
色も、ペン先も、装飾も、多種多様。
同じものは一つとしてありません。
質実剛健な男性をイメージさせるものもあれば、たおやかな美女を彷彿とさせる優美なフォルムのものもあり…。
「一体どんな紳士淑女たちがこういう素敵な万年筆を使い、どんな文章を綴っていたのだろう?」と思わず想像して、ワクワクが膨らみます。
わたしは普段ボールペンばかり使っているのですが、この本を読んだことを機に、万年筆の魅力にもハマりそうです。
レバーフィラー式やピストン式といったインクを吸入する仕組みの違いにも興味津々。
なお、わたしが特に惹かれたのはP106〜107掲載の、ウォーターマン『サントネール』。
お花の模様が彫られた銀の胴軸と、上品な金とのバランスに惚れ惚れ…。
〈こういう方におすすめ〉
万年筆が好きな方。
お洒落な文房具をコレクションするのが好きな方。
〈読書所要時間の目安〉
3時間くらい。
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