監修…加藤ゑみ子『お嬢さまことば速修講座』
お嬢さまの気分を自分も味わってみたい!という方におすすめの本です。
服や髪型を変えるなどの費用は一切かかりません。
言葉遣いを変えるだけでOK!
どんな言葉遣いをするかによって、人間性が表れるからです。
どんなに高価なものを身につけたとしても、立ち居振る舞いが下品だと全てが台無し。
それと同じように、言葉遣いが悪いとたちまちお里が知れてしまいます。
ですから、この本はまずお嬢さまごっこをする中で、
「恐れ入ります」
「さようでございます」
「かしこまりました」
といった美しい言葉を使い、お嬢さまとしての修練を十分積むことをおすすめしています。
また、「わたしは別にお嬢さまを目指しているわけではないよ」という方にも、特にこの本の『第九条「おご」の冠』が日常生活に役立ちそうです。
丁寧に話そうと思うあまり、何にでも「お」「ご」をつけ過ぎると変になる…ということが書かれているからです。
「お」「ご」は動詞に付けることで、「お会いになる」(尊敬語)、「お会いする」(謙譲語)といった風に敬語を簡単に作り出せるので便利。
しかし、名詞や形容詞にまでつけ過ぎると、かえって相手を馬鹿にしているように受け取られかねないので、気をつけたいです。
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