見出し画像

著…大谷佳子『心理学に基づく質問の技術』

 漠然とした質問をしたら、漠然とした答えが返ってくるだけ。

 自分が困るだけでなく、相手も「何を聞かれているのか分からないな」と戸惑ってしまいますよね。

 これは、何を知りたいのかを明確にした質問をするための本。

 ⭐️Kindle版

 ⭐️単行本版


 たとえば、

 ●「準備は大丈夫ですか?」と聞くのではなく「準備はどこまで進んでいますか?」と聞く

 といったコツが参考になりました。

 「大丈夫ですか?」と尋ねられたら、大丈夫ではないのに、つい「大丈夫」と答えてしまう方もいるのではないでしょうか?

 こんな風に、「準備はどこまで進んでいますか?」と尋ねてもらえたら、素直に進捗状況を答えられそうですね。

 また、

 ●「分からないところはありますか?」と聞くのではなく、「分かりにくいと思ったところは?」「気になったところは?」と聞く

 というのも参考になりました。

 分からないことを正直に「分かりません」と言うのって、気が引けますよね。

 「分かりにくいと思ったところは?」「気になったところは?」という質問をしてくれたら、躊躇せずに発言できそう。

 ちょっとした一工夫で印象が変わりますね。


 〈こういう方におすすめ〉
 誰かに質問をした時に的外れな答えが返ってきて、「もしかしたら自分の聞き方が分かりにくいせいなのかな?」と戸惑っている方。

 〈読書所要時間の目安〉
 2時間くらい。

いいなと思ったら応援しよう!

G-dark/本好きの頭の中
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖

この記事が参加している募集