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著…萩尾エリ子『香りの扉、草の椅子 ハーブショップの四季と暮らし』

 蓼科の自然の中でハーブショップを営んでいる方の本。

 文章も素敵ですが、どの写真も四季の移ろいを感じさせる美しいものばかり。

 この本のページを眺めているだけで清々しい気分になれます。


 特にわたしをときめかせるのは、様々なハーブが入った瓶がお店の棚にずらりと並ぶ様子…。

 それはまるで、魔法使いのお店のよう!

 映画『魔女の宅急便』の冒頭に出てくるキキのお母さんのお店のような雰囲気を感じますし、錬金術士のアトリエも彷彿とさせます。

 こういうお店って素敵。

 行ってみたいです。

 また、ハーブと精油の効果や、お菓子や飲み物のレシピも載っていますし、ゆったりと時を過ごすことの素晴らしさが書かれているので、読んでいてホッと癒されます。

 また、緩和ケア病棟にいる方たちや、病気や老いと向き合う友人との触れ合いについて書かれているページも素敵。



 〈こういう方におすすめ〉
 癒しを求めている方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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