編著…NHK「幻解!超常ファイル」制作班『幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』
UFO、エイリアン、UMA、超能力、オーパーツといった不思議な世界を紹介する本。
日本においては、
●江戸時代、茨城県南部の海岸に、空飛ぶ円盤のような乗り物と謎の箱を大事そうに抱えた美女が現れた
●奈良時代、飛鳥寺の竣工式が行われている時、蓮の花のような形をした飛行物体が五色の光を放って飛び去った
という言い伝えが残っています。
もしやUFOやエイリアンもしくはタイムトラベラーが日本にやって来ていた…!? と想像を掻き立てられますね。
特に、P91〜96掲載の『平将門の首塚の真実』は感動的。
大蔵省の庁舎建設のために一度は壊された首塚は、「祟り」の噂のおかげで、石碑だけとはいえ復活。
また、GHQが首塚を取り壊して駐車場を作ろうとした時は、地元の人々が「ここは古代の王の墓である」と何度も陳情を重ねたおかげで、首塚は潰されるのを免れたそうです。
最初に誰が「祟り」の噂を流したかは分かりませんが、もしかしたら人間というのは、大切なものを守るため、時には「祟り」の噂を利用することもあるのかもしれませんね。
案外、世の中に沢山ある「祟り」の伝説のいくつかは、誰かが何かを守るために意図的に噂を流したものも含まれているのかも…?
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