著…松原惇子『母の老い方観察記録』
「ハエたたきで落としたいくらいピンピン」な母(92歳)と暮らすことになった著者のエッセイ。
まず、母親を「妖怪」と呼ぶ観察眼がユニーク!
お互い離れて暮らしていた時は気づかなかったという「妖怪」の元気な暮らしぶりに驚かされます。
たとえば、
● 家事を精力的にこなし、お手伝いさんが居るのかと思うほど家を綺麗に保つ
●「銀座だ」「コンサートだ」「友達と会食だ」「歌舞伎だ」とあちこちへお出かけする
●200gのステーキをぺろりと平らげる
●鮮やかな色も派手な柄も着こなす
といった活力があり、特にそのファッションセンスの瑞々しさといったら!
この本を読んでいると元気を貰えます。
ちなみに、わたしは「妖怪」よりずーっと若いはずなのに、グッタリ&ぼんやり&枯れた生活を送っています。
家事を出来るだけ先延ばしにするわ、休みの日はベッドの上でぐうたらするわ、カルビどころかロースで胃もたれするわ、無難な服ばかり着るわで、非リア生活を日々更新中です。
著者や「妖怪」を見習って、まずはお洒落な服装でお出かけしてみようと思います。
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