絵…亀井英里『小さな幸せがみつかる 世界のおまじない』
お花や動物といった可愛らしいイラスト付きで、世界中のおまじないを紹介している本。
●ドングリを身につけていると女性は永遠に若さを保てる
(イギリス)
●「トイ・トイ・トイ」と唱えると魔除けになる
(ドイツ語圏)
●パンを一家の長が最初に切ると、その家に福が留まる
(ドイツ語圏)
といった微笑ましいおまじないがいっぱい。
●夏至の日に7種類の花を摘んで、枕の下にその花束を置いて寝ると、夢の中で運命の人に出会える
(フィンランド)
というのも可愛らしいですね。
ただ、わたしは「お花がかわいそう」と躊躇してしまいますが…。
寝返りを打つ度にお花が「痛い!」と声なき悲鳴をあげるかもしれませんし…。
こんな風にしてなかなか思い切れないことが、わたしが運命の人と出会えていない理由の一つなのかもしれませんが…。
たとえば、枕のそばに置くとか、お花の写真を枕の下に置くとかではダメなのでしょうか?
枕の下といえば、
●寝る前に小さな人形に悩みを打ち明けて枕の下に置いて寝ると、人形が問題を解決する知恵を与えてくれる。人形に名前をつけると効果が高まる説あり。
(グアテマラ)
というおまじないも気になります。
人形に向かって悩みを話すとすっきりしそうですね。
思考を言語化すると、自分では意識していなかったことも見えてきますし。
こちらも枕の下に人形を置くと人形が「ムギュウ…。く、苦しい」となってしまいそうだから、わたしなら枕もとに人形を置くだろうなと思います。
寝返りを打った時にベッドから人形を落とさないよう要注意ですね。
〈こういう方におすすめ〉
おまじないが好きな方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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