文…デイヴィッド・アーモンド 絵…レーヴィ・ピンフォールド 訳…久山太市『ダム―この美しいすべてのものたちへ―』
寂しい。
悲しい。
なのに、とても美しい絵本です。
※注意
以下の文にはネタバレを含みます。
ダム建設によって水の底へと沈む地で、歌を歌い、ヴァイオリンを奏でた父娘の実話。
全ての美しいものたちへのお別れとして。
そして、これからここへやってくるものたちのために。
父娘はその地を美しい音楽で満たしました。
草木や花。
生きものたち。
思い出の場所。
懐かしいものたちは水底へと沈んでいってしまいました。
なのに、それによって新たに現れた湖がまた美しくて…。
この絵本を読んでいるとなんだか泣きたくなります。
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