著…吉川雄司 監修…月花瑶子『やさしく正しい 妊活大事典』
女性が読むことだけを想定した妊活本がまだまだ多い印象を受けますが、この本は男女共に読める妊活本です。
妊活についての基本的知識や生殖医療について、ストーリー仕立てで紹介されていて分かりやすいです。
小学校〜高校でわずかな性教育を受けたきりで、大人になってから性についてきちんと学ぶ機会が無く、「避妊をやめれば妊娠できる」と安易に思い込んでいる大人はいまだに少なくないはず。
この本には、
●男女共に年齢が高くなれば受精確率が下がること
●若くても不妊で悩むこと
●流産リスクもあるので妊娠率と出産率はイコールではないこと
●基礎体温のこと
●排卵検査薬のこと
●生理周期のこと
●ブライダルチェックのこと
●採卵のこと
●受精卵の凍結のこと
●自治体からの助成金のこと
といったことが載っています。
こうした知識を改めて知れば知るほど、生命の存在ってなんて奇跡的なことなんだろう! と驚かされます。
宿して、産んで、育てて…。
人を殺すのはあっという間なのに、人を生み出すのって、途方もない時間や労力を要する物凄いことですね…。
〈こういう方におすすめ〉
妊活について学びたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間〜2時間くらい。
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