著…ことば探偵団『知ってるようで知らない日本の職業 (「知ってるようで知らない」シリーズ)』
どこかで名前は聞いたことがある。
けれど詳しくは分からない。
そんな、時代劇や時代小説に時々出てくるような日本の職業について紹介している本。
すっきりまとまっているので読みやすいです。
例えば、
●版元(はんもと)
●絵師(えし)
●彫師(ほりし)
●摺師(すりし)
といった職業であれば、
「たぶん版元がプロデューサーで、絵師がイラストレーターで、彫師が浮世絵のもととなる原版を彫る人で、摺師が印刷所の役目を果たすんだろうな」と漢字から推測できますよね?
それに、絵師は現代でもイラストを描く人に使われるので、馴染みのある言葉ですよね。
しかし、
●悉皆屋(しっかいや)
●馬喰(ばくろう)
だとどうでしょう?
イメージは湧きますか?
ちなみにわたしは「なんのこっちゃ。おや、二つ目は馬を喰べる仕事かな? ムッ、想像したら、馬刺しを食べたくなってきたぞ…」と首を傾げました。
答えは、
悉皆屋(しっかいや。着物の手入れなどをする人)
馬喰(ばくろう。馬の良し悪しの鑑定や買い付けなどをする人)
なのだそう。
では、
●口入屋(くちいれや)
●湯熨師(ゆのしし)
はどうですか?
わたしはさっぱり分かりませんでした。
答えが気になる方は、この本を読んで確かめてみてくださいね。
〈こういう方におすすめ〉
時代劇や時代小説に時々出てくるような日本の職業について知りたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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