著…内村航平『やり続ける力　天才じゃない僕が夢をつかむプロセス３０』

　基礎練習を続けていくことがいかに大切か教えてくれる本。

　⭐️Kindle版

やり続ける力　天才じゃない僕が夢をつかむプロセス30

　⭐️単行本版

やり続ける力 天才じゃない僕が夢をつかむプロセス30

　「できない」のが普通。

　何かが「できる」のは特別なこと。

　基礎練習をつまらなく感じるかもしれないし、努力したからといって必ず結果がついてくるとは限らない。

　しかし、基礎練習を続けることによって、「できない」ことを「できる」ことに変えられる可能性はある。

　体操やスポーツに限らず、基礎ができていなければ、深いところに到達することはできない。

　トップに立つ人たちは常に基礎を大事にしていて、試合会場でも基礎を反復している。

　そうでなければ本番で結果を残せるはずがない。

　…といったことが書かれています。

　続けることはたしかに苦しいし、続けられないことのほうが普通は多いものです。
　同じことを繰り返すのはつまらないし、苦痛を伴います。
　しかし、あきらめてしまえばラクになるのかといえば、そうではありません。

（著…内村航平『やり続ける力　天才じゃない僕が夢をつかむプロセス３０』単行本版Ｐ２３０から引用）

　という言葉がわたしの心に響きました。

　きっと何事もそうですよね。

　お稽古事も一緒。

　普段きちんとお稽古をしていないのに、本番できちんとできるはずはありません。

　きっと勉強や仕事にも同じことが言えます。

　〈こういう方におすすめ〉
　つい、練習を怠けて、「本番で頑張ればいいや」と考えてしまい、いつも本番で結果を出せない方。

　〈読書所要時間の目安〉
　２時間くらい。