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編…日本華道社『お花をきれいに長く楽しむ本 花持ちがグンと良くなる水あげテクニック』
こんばんは。
生花を出来る限り綺麗なまま長く楽しみたい方におすすめの本をご紹介します。
水あげのコツを学べます。
ほんの少し手間をかけて花をお世話するのと、雑に扱うのとでは、花の命の長さが明らかに変わるから驚きです。
成長ホルモンの一種であるエチレンが一定濃度を超えると花の老化が始まること、バクテリアが繁殖して花の導管に詰まって水のあがりを邪魔することなど、花がしおれていく理由を分かりやすい文章で教えてくれます。
比較写真もとても分かりやすいです。
例えば、ちゃんと手入れをしているピカピカのハサミで茎を切った花は、切り口が綺麗で、5日経ってもしおれず美しいまま。
なのに、サビや汚れのついたハサミで茎を切った花は、そもそも切り口が綺麗ではない上に、5日経ったらしおれてしまいました。
道具を清潔に保つことも、花への愛情なんですね。
水切り、深水、水折り、湯あげ、焼く、逆水、割る、削る、砕く、アルコール、焼きみょうばん、酢で煮る、塩、湯あげポンプ…。
水あげの方法って沢山ありますね。
この本には、花の種類別のおすすめの水あげ方法をまとめた早見表もカラー写真付きで載っているので、手元に置いておくと便利な一冊です。
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