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著…吉田忠史 監修…河内敏『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』

 「コンタクトレンズを長年使っているけれど、実はちゃんと洗浄・保管していない。ワンデーを何日も使ってしまう時もある」という方におすすめの本。


 ①なぜコンタクトレンズは目から落ちないの?
 ②コンタクトをつけたままお風呂に入っていいの?
 ③コンタクトは連続何時間つけてもいいの?

 といった素朴な疑問や、取り扱い上の注意に答えてくれる本です。

 文章が易しく、また、可愛らしいイラスト付きなので、楽しく読めます。

 なお、上記3つの素朴な疑問に対するこの本の答えは、

 ①「表面張力」と「レンズのカーブ設計」と「まぶたの支え」のおかげ

 ②お風呂の水に含まれる雑菌が増殖して眼病を引き起こすリスクがあるのでやめた方がいい。お風呂の直前にコンタクトを取ると余計に見えにくく感じるので、目を慣らしておいた方が良い

 ③ソフトコンタクトレンズは12時間、ハードコンタクトレンズは15時間を超えて使用してしまうと、目に負担がかかってしまう


 とのことです。

 わたしもコンタクトレンズを長年愛用していますが、正直言って、…コンタクトレンズをつけたまま入浴してきました!

 強度近視のため、コンタクトレンズを外すとな〜んにも見えないからです。

 しかし、たかが水、されど水ということですね…。

 気をつけます。

 また、この本に、

 生乾きの洋服もそのままにしておくとどんどんニオイが強くなっていきますよね。
 それと一緒で、汚れたコンタクトをつけ続けるということは、生乾きの洋服を着ているのと同じ。洋服と違って、この場合は目に影響を与えますので、いつでもきれいなコンタクトをつけるようにしましょう。

(著…吉田忠史 監修…河内敏『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』P41から引用)


 と書かれているのも勉強になりました。

 へたに目の病気のリスクを説明されるよりも、「生乾きの服」と表現してくれることで、いや〜な感じが伝わり、「これからはコンタクトレンズを正しく清潔に扱おう!」と気を配れますね。



 〈こういう方におすすめ〉
 「コンタクトレンズを長年使っているけれど、実はちゃんと洗浄・保管していない。ワンデーを何日も使ってしまう時もある」という方

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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