底なしの悲しみを乗り越える
こんにちは。YetYです。
絶賛胚移植後の経過待ちの状態で、
心中こんなかんじです。
もう気になって気になって
全然落ち着きません。
一方、
子宮内膜症の手術•治療中は移植まで到達しない
時期が何ヶ月も続いたので
(また治療履歴に関してはどこかで触れます)
一先ず先に進むため病院に行けるだけでも嬉しい。
授からなくても卵が1つ取れただけでも有難い。
それが戻せる身体の状態であることも有難い。
ちゃんと生理が来る自分の身体さえ愛しく思える
沸点低めの有難おばさんです。😂
さて、本題に入ります。
ーこんなはずじゃなかったのに。
思ってた通りに行かない。
不本意。理想と現実とのギャップ。
これって多くの治療に臨む夫婦がやきもきする
大きな大きな理由の1つですよね。
私も本当にそうです。
28歳までに仕事で昇格して
少し落ち着くから妊休入って、
続けて2人目入って…なんて
めちゃくちゃ入念に考えてたのに
全て崩れ落ちてて30歳も終えようとしています。
治療1年目のクリスマス
会社での事務手続きに必要な流産の診断書を
病院に取りに行くという
屈辱的な過ごし方も記憶に新しいです。
本当にそれぞれが、これでもかって位
期待をどん底まで落とされるような
失望や絶望を経験しているかと思います。
それでも立ち上がろう
そんな中でも自分を奮い立たせるために
ずっと続けていたのが、
もう至極単純すぎて多くの人はやってるよ、
という感じですが
心の支えになっているのは確かですし、
当初のただ泣き崩れて過ぎる時間を
もっと早い段階で
これらにあてていればと思うので
触れておきます。
①読書
日々読書が趣味の方は
なんの抵抗もないかと思いますが
私はなかなかそうではありませんでした。
特に、読書に没頭するようになったきっかけは
ブラジル人作家パウロ•コエーリョの
『アルケミスト』に出会ったことです。
思慮深い羊飼いの少年が、宇宙で起きる森羅万象から学んで学んで、普遍的な概念に身をもって気づきながら進んでいく物語です。
その中でも、この部分。
一時は悲しくなること、憤りを感じること
全てに疲れてしまい、全部全部やめて
心が動かないように
一生懸命蓋をしようとしていました。
この本に出会って、
自分の抱く様々な心の変化を
全て包み込んで、背中をさすってもらえるようで、
ありのままを肯定してもらえる
救いの体験をしました。
決して怪しい宗教ではありません。(笑)
読書は、自分の頭の中を正直に映し出す鏡だと
思っています。
その時に抱いている感情で捉え方が変わること
よくありますよね。
自分の心に寄り添ってくれる本に出会えることで
きっと心を支えてくれる信念を見出せると思います。
今後実際に本や救われた名言なども紹介していく予定です。
今回はここまで。
次回は②日記から続けます。