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うつ病の呟き|良き理解者


新年の挨拶も兼ねて、元職場(精神科病院)の先輩と連絡を取っていました。
退職した今でも、病棟の飲み会に誘って下さって、とても温かく優しくて、楽しい方々です。
新年会にも誘っていただき、とても楽しみにしていたのですが、年始から睡眠障害が悪化しており、体調的に参加が難しくなってしまいました(泣
不調で参加が難しくなったこと、また、先輩方はわたしの状態(うつ病など)を知っているので、体調について近況の報告もしました。

うつ病のことを気にせずに話すことのできる相手は、わたしにとって、とても心強い存在です。そして、精神科で勤務している方々だからこそ、わたしのことを分かってくれていると感じます。患者さまの辛そうな状態を日常的に看ているからこその、共感力心強さ、安心感があります。

そして、『不調な時は、気にせずお休みするんだよ。無理しちゃいけません!』というメッセージをくれました。
心がふわっと軽くなり、今は頑張らなくても大丈夫なんだと思えました。

わたしのことを知ってくれている良き理解者からの言葉は、同じ心配の言葉でも重みが違います。
精神疾患を持つ当事者や精神科医療に携わっていない方々からの心配や優しい言葉を否定しているということでは、絶対にありません。
どんな方からでも、言葉をいただけるのは、わたしにとって救いになっています。

ただ、精神疾患を持つ人にとって、理解してくれる・理解しようとしてくれる人の存在がとても大切だと思うのです。

理解されない苦しさは、余計に自分を苦しめていきます。

しかし、当事者や精神科医療に携わる人だからこそ、理解できるものがあるのです。
逆に言えば、当事者でなければ理解し難いことです。
ですから、わたしは相手(家族や恋人、友人など)にうつ病のこと、わたしの苦悩について理解してほしいなんて軽々しく言えません。
ただ辛い時に側に居て、お話を聞いてくれるだけで、充分なのです。

自分でも書いていて、矛盾しているような、よく分からない文になってしまったのですが、
ここでお伝えしたかったことは、理解してくれる・理解しようとしてくれる心強い存在、良き理解者を見つけることが、自分の苦悩を軽くするための方法のひとつであるということです。
ひとりで抱え込むことには、限界があります。

わたしは看護師として精神科医療に携わった経験があり、また、自身もうつ病の当事者であるので、どなたかの良き理解者になれれば幸いです。
ホッとできる、そんな居場所を作るのがわたしの目標のひとつでもあります。

お話してみたいなと思う方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡くださいね。
のんびりとお話しましょうˆˆ

そして、どうかご自愛ください。



𖧧

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