暮らしの器と共に味わう、五嶋奈津美さんのイラスト展「SUNNY」(東京都小平市)
ほんのひとときの連載「おむすび、ぶらり旅」や「旅と野球」のイラストを描いてくださっている五嶋奈津美さんの個展が、東京都小平市にあるギャラリーで12月18日(水)まで開催されています。
会場は、西武国分寺線の鷹の台駅から徒歩3分、閑静な住宅街にある器と絵のお店、アドバルーン商会さんです。
今回の展覧会のテーマは「SUNNY」ということで、会場には2019年から2024年の間に描かれた「日の光」が感じられる五嶋さんの作品、計24点が展示されています。
この間に出産や引っ越しを経験し、環境や生活サイクルが大きく変わったという五嶋さん。以前は旅先の風景を描くことが多かったそうですが、最近は日常に近い風景を描くことが増えていると言います。
アドバルーン商会さんの棚に並べられている陶器やガラスなどの器は、どれも日々の暮らしの中で使いたくなるような素敵なものばかり。五嶋さんの描く日常に近い風景とこれらの器がとてもよくマッチしており、この空間自体がひとつの作品のようにも感じられました。
会場では、今回の展覧会に合わせて作られた作品集『SUNNY』やポストカードのほか、五嶋さんが表紙のイラストを描く食べものをめぐるZINE『mg.』、ヤナイユキコさんの小説『平らかな食卓』なども展示、販売されています。
皆さんもぜひ、この素敵な空間を味わいに足を運んでみてください!
文・写真=飯尾佳央
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