【こどもの居場所】「漫画図書館」を作ろうと思っている その3
こんなヲタクで腐女子だけれど、社会福祉協議会などと連携して「子どもの居場所づくり事業」みたいなところに顔を出しています。
今回は、夏休みに行われた「こんな社会だったらいいのにな」的な会議の小学生バージョンで気づかされたことについて、つらつらと。
■小学生の悩みごと
夏休みに我が市では小学校5・6年を対象として福祉に関する勉強会的なもの(2日間連続開催)が開かれました。※名称はわざと曖昧にしています。
「夏休みにそんなものに参加する小学生もおるまいに…」と思っていましたが、どうやら親から無理やり参加させられた子供が大勢(苦笑)
親業やってるみんな、考えることが一緒すぎて笑えました(私も子供を行かせようと思っていたw)。
その際にワークショップとして「この市をどんなふうにしたら好きになれるか」「この市に足りないものは」「この市の安心できる場所は?」などを大人が質問攻めにするというコーナーがありまして。
ぶっちゃけ我々の団体がその答えを欲していただけですね、はい。
で、その中で、
小学校区内に本屋/図書館がないため、夏休み中は欲しい本が買えない/読みたい本が読めない
という意見がありました。
電子書籍で好きな本を好きな時間に買えるようになった大人にはなかなかない気づきでした。
図書館は、市内にきちんとしたものがありますし、自転車で行ける距離です。しかし「子供だけで小学校区外に出てはいけない」というルールを小学校が発令しており、夏休み中に子ども達は本を読めないというのです。
もちろん学校は閉まっているので、学校の図書館も使えません。
昔は町のいたるところに本屋がありました。もちろんそれに付随して万引きなどの問題も多発していたと思いますが、「小学生がお小遣いを貯めて月に一冊、お気に入りの本を買う」という行為ができていたんですよねー。
いまは紙媒体自体が激減。コンビニで多少は売っているものの、割とラインナップが限られます。予約して取り寄せてくれますが…そんな知識のある小学生はなかなかいないでしょう。
私自身、整理収納アドバイザーなんて職種で仕事していますので、紙媒体の保存に関しては色々と頭を悩ませるところなのですが…一長一短あるんですよね。
紙をめくってストーリーを読み進めるあの感じ、やっぱり好きなんですよね。ぐぬぬ。
こちらの海外の取り組み、すごく参考になりました。
こういうのが、日本でも作れたらいいのにな…!
そして「誰か作ってくれー!」という前に、自分で作らなきゃいけないんだなと気持ちを新たにしました。がむばる。
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