入場料のある本屋「文喫」に行ってきた。これからの書店のあり方はどこへ向かうのだろうか。
東京に来たついでに、昨日六本木にオープンしたばかりの新形態の本屋に足を運んできました。SNSで話題になっていた『入場料のある本屋「文喫(ぶんきつ)」』です。
今年の6月に惜しまれつつ閉店した「青山ブックセンター六本木店」の跡地にオープンしています。(六本木駅より徒歩1分)
約3万冊の本が置かれた店内の大半が有料エリアになっており、入場料として「1,500円(税別)」を支払う必要があります。
有料エリアは、「時間制無し」「コーヒーと煎茶が飲み放題」「フリーWiFi有り」「本は自由に読み放題」となっています。
また、別途料金を払えば、ハヤシライスなどのフードメニューやカフェラテなどのドリンクメニューを注文することもできます。
電源付きの席も12席ほど用意されているので、2日目にしてコワーキングスペース的に使う人も多くいました。本の読み放題なコワーキングスペースだと思えば、都心なら安いぐらいの値段設定な気がします。
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最近になって【本屋×〇〇】の形態が一気に増えてきた印象がありますね。
先々週末に泊まった「ブックホテル 箱根本箱」も、【本屋×ホテル】の新形態でした。
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>> お土産としての「紙の本」の価値は、僕らが想像しているより大きいかもしれない。
こうなってくると、「本屋ってなんだっけ?」「書籍の役割ってなんだろう?」という問いが芽生えてきます。
事業目線で見れば、多機能複合化の形態が増えることは合理的判断も含まれてることは明白です。なんですが、多機能複合型店舗が増えてきたことで、逆に一点突破するような店舗の価値が相対的に高まってきている感覚もあったりするんです。
そして、肌感覚で言うならば、今から本気で攻めるなら「一点突破型」の戦略の方が長期的には正しいような気もしていて。
たとえば、若い世代の中で「職人・スペシャリスト」を目指す人が増えてきているのも、この流れの一貫なんじゃないかなと。
ただ、「本屋・書店」で一点突破型を目指そうと思うと、ぶつかる壁もたくさんあるんですよね…。そのあたりのことは、まだ考察が追いついていないので、また後日記事にまとめてみたいなと思ってます。
これからの書店のあり方はどこへ向かうのだろう?
ここ最近で【書店×〇〇】な場所に訪れる機会が立て続いたので、僕自身もまた色々と考えさせられてます。興味のある人はぜひディスカッションをしましょう。
全く答えを明示しない記事になってしまいましたが、今日はこの辺で。
では、またあした〜!
おまけ:下書きに保存した「次の記事」を小出し
本屋・書店関連で、またゆっくりと考えをまとめてみたいと思っているテーマを、noteの下書きに保存してみました。まだ書き始めてもないですが、チラッとそのテーマを小出しにしてみようと思います。
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