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文学フリマに出店してきました!レポ!!

12月1日に開催された文学フリマ東京39にサークル出店してきました!
5年ぶりくらいの文学フリマへの出店(前回出店時は28回開催の時。開催回数にすると10回ぶりの参加)。とても楽しかったので、記録に残そうと思います。


サークル参加申し込み

参加申し込みをしたのは2025年の5月頭。
なんと半年くらいから、参加を決めて申し込んでいたことになる。
(確か先着〇〇〇〇名は抽選なしで、当選落選なく参加確定になるはずだったので、早めに申し込んでみたのでした。)

申し込んだ時のキャッキャしたかんじ

半年先、自分がどうなっているか、忙しいのか、そうでもないかも分からずにGWのテンションで、えいやっ!と申し込みました。
今考えたら、よくやったね〜と褒めてあげたいです。とても楽しかったので。

準備(そう、それは直前になってから全てが始まる)

二週間前に同じ会場のビックサイトでのコミティアに参加していたため、続けてのイベント参加。どったんばったん。

コミティアでは福岡旅行記を新刊として出していたため、文学フリマもそのままその新刊を持っていけば良いかな〜とコミティア終了直後は思っていました。そう、思っていました…。

ただ、イベント開催の1週間前くらいから『何か文学フリマっぽいものを出したい』という気持ちが膨らんできて…。
今まで細々、気ままに書いてきた詩を集めたら詩集にできそうだったので、こんなきっかけがなければ作らないと思い、詩集『しらたまばんこ』を作りました。

今まで書いてきた詩と、入稿日前日にわ〜っと書き下ろした詩が21篇載った詩集がなんとかできあがりました。

福岡旅行記もコミティアの時はコピー本で、かつ幸いなことに完売したため、改めて加筆修正し、こちらも無事に入稿。
沖縄旅行記も増刷が必要だったため、入稿。入稿ラッシュ。

あと会場で何か配るものを作りたくて、スマホや手帳に挟んで何かほっとするおまもりみたいなのがいいなと思い、『ポエみくじ』を作ってみました。(『ポエみくじ』の名前は会場で命名。)自分で印刷してちょっと可愛くしたくて、縁をアクリル絵の具で塗り塗り。

塗り塗りした『ポエみくじ』

荷造りはコミティアでの勘がまだ残っていたのが幸いして、当日の早朝にシュッとキャリーバックに詰めて会場に向かったのでした。

当日~設営~(じっくり設営、そして12時開始が慣れない)

文学フリマは12時〜17時。
コミティア(11時開始)に慣れているので、1時間遅い。
なので出発も早朝ではなくて良いですし、体に優しい。

入り口の看板

今回はビックサイトの西ホールだったので、入口すぐ右に曲がって行けば到着する方で、とても楽…。東ホールの遠さよ…。

西ホール入り口

サークル専用の入場券とリストバンドを交換し、スルスルと入場。
ブースがR列だったので、会場奥の方へ移動…。
この端っこまで、お客さんが来ますようにと念じながら自ブースに到着。
机の下には新しく印刷した冊子の箱が3箱…!
こんなこときっと今後はないだろうな。嬉しい。

箱箱箱!!

そして設営作業はなんだか時間がかかり、1時間くらいはせっせと作業。棚の組み立て、3箱分の開封、既存作を並べたり…あっという間に時間は過ぎていったが、一応余裕はありちゃんと考えながら設営できた。(いつもはもっとワタワタしていたのかも。)

イベント開催開始!(祭だ〜!!)

12時。開催を知らせる放送が流れ、拍手と共に文学フリマ東京39が開催スタート。

最初の20分くらいは憧れの作家さんのブースや、購入したかった本のお買い物に。憧れ作家さんと少しお話し出来てとても感動し…、本当に心がほくほくになった。これが対面販売の素晴らしさ…序盤から本当に心がいっぱいになったひとときだった。

さて自ブースに戻り、お店番開始。
文学フリマや文章系の界隈では、日頃全く活動しておらず、お客さんの層も分からず、本当にどうなるか検討がつかなかった。

ただ、どうやらたくさんお客さんが熱心にブースを回っていることが分かった。熱心に、新しい出会いを求めて、自分の琴線に触れる本を1冊たりとも目を逃さないぞという気概を感じる。その姿勢がすごかった。

そして見本を見てくださったり、『ポエみくじ』を引いていただいたりというきっかけで、本を購入してくださった方々、
また過去の掲載雑誌で同じ頃に連載をされていた作家先生のありがたすぎる大感動訪問(もし読んでいたら連絡ください…!)、船旅についてお話ししてくださった方、グッズをかわい〜と言ってくださって立ち寄ってくださる方、パン好きの方、ものづくりをされている方、試し読みで本を見て購入しに来てくださった方…などなどたくさんの方に来ていただき、本当に嬉しかったです…。
本当に楽しかった…!

途中での写真

こんな端っこのブースにも関わらず、ほとんど最後まで人が流れて、「端っこまで見尽くして見せる!」という雰囲気を感じました。

5時間、ほとんど立ちっぱなしで、後半の2時間くらい元気がなくなってきたのが本当に自分らしくて、次回はちゃんと備蓄食料を買い込んでこようと思いました!(朝ごはんはしっかり食べたものの…)
それでも今思えばあっという間の5時間。ブースを訪れてくださった方には感謝しかありません…。

終焉と刀削麺。


無事に5時間、※途中で名刺や『ポエみくじ』がなくなってしまったのは後悔が募るのですが、なんとかやり切って、その日はお友達がきてくださり、搬出のお手伝いもしてくださり、刀削麺を一緒に食べて帰宅したのでした…。

ポエみくじ。

感想(ただただ楽しかった)

この一年でコミティアと同位、それか一番楽しかったイベントでした。
そして、本を愛する、ものを読むのが好きだという方が集うイベントとして、その熱量を肌で感じた1日でした。この熱量を浴びに、また参加したいくらい。本当に素敵なイベントでした。
今後もビックサイトで開催される東京開催の文学フリマ。この雰囲気を色褪せらずずっと続いて欲しいイベントだなと思いました。

反省と今後の旅行記の作り方・気づき

一大反省はポスターをもっとしっかり作ればよかった。そして次回はポスター用の筒状のケースを買おう…。
今回A3でちっちゃくお品書きをコンビニプリントしていったのですが、テーマとか「何屋なのか?」がわかりにくいデザインにしてしまって(そもそもお品書きなので…)、結構ポスターを見てくださった方もいたので、反省…。何を売っているのかアピールがとても大事。(そう、大事。)

今回旅行記の島で出展したのですが、自分の本にはもっとカラー表紙や、本文の中に写真を入れても良いのかな気づきました。今はクリーム色の柔らか〜い紙色で、モノクロのイラスト、書き文字でタイトルを書くというのが定番になっているのですが、カラーだったらまた違う雰囲気が出せるのかなあと。

試し読みコーナーに置いた作品たち。

あと、旅行先でこれでもかというくらい写真は撮っているし、背景も描くのには限界があるので、部分的に効果的に写真を入れるのも良いし、情報のボリュームも増えて楽しい読み物になるのでは!と、今後改良していきたい気づきを得ました。あとはページも膨らませて、読み応えある一冊にしていきたいです。次回何を描くか未定ですが、次作をお待ちいただけましたら幸いです*

Special Thanks

・文学フリマ東京の運営さん。
本当に感謝しかないです、こんなに大きなイベントの開催〜終了まで、本当にお疲れ様でした!
事前のメールが手厚く、本当に支えられました!

・隣接のブースの皆さん
みなさん良い方ばかりで、穏やかに一日過ごせました!ありがとうございました!本当に興味深い本をたくさん作っていて、尊敬の眼差しです!

・ブースに来てくださった皆さん
・差し入れをくださった皆さん
・搬入からご飯まで付き合ってくださったお友達
and more…

また機会があれば、文学フリマ東京に参加するぞ〜!!

また行くぞ、ビックサイト〜!!

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