野口体操から貰った、お守りの言葉。『信ずるとは、負けて、参って、任せて、待つ』。
今日は、とある御縁から再び、
『野口体操』について学んで、体感してきました。
野口体操について、詳しくはこちらの記事に記載しておりますのでご参考まで^^
その中で、とても心を打たれた言葉があったので残しておこうと思います。
その言葉とは・・・
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この言葉を聴いて、心から『信じる』ためには『負ける』ことも必要なんだ、と初めて感じました。
子どもと接する時、子どもが自分自身で育つ力があるとを頭の中でわかっていても、大人の『こうしたほうが子どもの為になるはず』という欲望や要望に子どもを合わせようとしてしまいがちです。
我が家ではそういう時は大抵、大人と子供がぶつかって喧嘩して、後で私が反省するという、もはやルーティン?みたいになっています…。
こういうとき、論争が過熱すれば過熱するほど、大人は子どもに負けることを無意識に避けようとしている気がします。
率直に言葉を選ばずに言えば、『大人が勝とうとしてる』状態。
また、子供との関わりだけでなく、大人同士の人間関係でも同じだと感じます。
大人同士で関わり合う時、お互いに自分の発言を正しいと思い相手の意見を聴けずに衝突したり、相手の言葉を待つことができなかったりすることがあります。
それは先の言葉に照らし合わせたとき、相手を信ずることができていない、つまり信頼関係があまり構築されていない状態であると言えるのかも、と思いました。
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いずれにせよ、私は「子どもを信じたい」と思いながらも、『負けて、参って、任せて、待つ』行動をできていなかったかもしれない、と改めて気づかされました。
自分が産み落とした子どもであっても、私は私、あなたはあなた。
別の人間で、それぞれの個性や主体性を持ち、それぞれの感覚を持っている。
どうしても、特に自分の子どもたちには健やかに不自由なく育ってほしくって、あれこれ親から制御をかけがちですが、そうすることが、結局子供たちも親たちも苦しめている場面もあるでしょう。
そんな時、あの言葉を思い出そう。
私がコントロールしようとしたって、彼らの人生の道を耕すことは、親の私にはできない。
ただ、彼らがこの道をどう耕そうと悩んでるときにそっとクワを手渡すくらいの、環境を整えることに注力しよう。
負けて、参って、任せて、待つ。
…毎日呪文のように繰り返してたら、そのうち無意識に染みつくかな(笑)
人との関わりが苦手だけどこれからどんどん構築していきたいと思っている私にとっては、本当にお守りみたいな言葉だな、と思いました。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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