子どもは自ら成長する。大人は意識的に、遠くから見守ろう。
こんにちは〜honaです!
最近、6歳長男くんは新しい生活に少しずつ慣れてきたようです。
学校はとても楽しそうで、今のところ嫌なことや違和感を感じている事はなさそうな感じです。お友達もできて、〇〇くんはねーとか話してくれたり、スイミング教室で学校でクラスの子がいてちょっと話した〜とか教えてくれます。学校の支度も学習の予定を見ながら、「明日は算数〜」とか自分でやっています。もちろん親のフォローがまだ必要ですが、割と進んで嫌がらずにやってくれるので、学校が楽しみな場所になりつつあるんだなぁと思い、彼に合っている環境のようでほっとしています。
そんな長男くんを見ていて最近感じたことがあったので、残しておきます。
それは、大人がいないほうが、子ども同士で円滑にコミュニケーションがとれるんじゃないか?ということです。
それを最も感じたエピソード。
近所に数ヶ月前に引っ越してきた年の近い男の子が2人住んでいるのですが、学校が違うこともありなかなか子ども同士で話すこともなかったんです。私もあまり話したこともなく、挨拶する程度でした。
そんななか、最近長男くんは外遊びが大好きで、帰ってくるやいなや「外で遊んでくる〜」と1人で飛び出し、家の周りのあまり車が来ないところで自転車したり草花を採ったりしているようです。
そんなある日のこと。長男が突然「〇〇くんとあそんだ〜」と、例の近所の男の子と遊んだと言いながら楽しそうに帰ってきたのです!
彼は説明がまだあんまり得意じゃなくて笑、いまいち詳細な状況がわかりませんでしたが、外で出くわして遊ぼうかみたいな雰囲気になったんだと思われます。
また、別の話になりますが、スイミングで会う同じ学校だけどクラスが違う女の子がいて、1ヶ月前のスイミングの強化練習で知り合ったのですが、そのときはバイバイも自分から言えなくて、恥ずかしそ〜にしていました。(もともとかなりシャイボーイ。私の気質を完全に受け継ぎました)
それが、昨日スイミング教室でその子が帰るところに出くわしたら、なんと自分から相手に聞こえる声で「バイバイ!」と話しかけていました!そしてその後も何度か受け応えをしていました。
こうした彼の様子をみていて、きっと彼の中で、「親がいないときに、自分が動いたり発信したりしたことが、相手に届いて何かしら応答があって、それをまた自分が返す」という一連の流れが、小学校に入ってから繰り返されて積み重なっていったことで、少しずつ自信というか、楽しさというか、そういうものに変わっていて、自分の行動も変容させることにまでなったんだな、と感じました。
加えて、こうした子ども同士の関係性のなかには、もしかして大人って邪魔じゃない?とも感じました。
大人が介入すべき場面ももちろんある。だけれども、子どもだけの社会というものがあって、そのなかで子ども達は大人が教えなくても自ら成長していくんだなと、初めて実感しました。
現代の、特に日本ではどうしても子どもに干渉してしまいがちな感じがします。小さいうちの身の回りのお世話はもちろん必要なんだけど、彼らが生まれながらにもつ「能力」を信じて見守ることも意識すると、もっと子ども本来の社会性だけでなく、そこから創造性や思考力も自然と育まれるんじゃないかなと思いました。
しかしながら、その加減は難しいですよね・・・。
私がいま3歳長女に、そのことを意識して関わるぞ!と思ったって、一筋縄ではいかない。。
だって長男みたいに1人で外で遊ばせるわけにもいかないし、だいぶ自分のことは自分で出来るようになったけれどまだフォローが必要だし。
ただそんななかでも、そういえば最近3歳長女への関わりで意識していることが1つありました。それは、「正そうとしない」こと。
これは、通っている絵画教室の先生に言われてハッとしたのですが^^;
それは、先生が指示したことを上手く描けなかったときに、私が何も考えず「こうだよ〜」と指摘した後に、先生から「このくらいの子はね、できた・できないを言わないほうがいい。また次にやったときに、自分でそれを評価すればいいから」と言われました。
ガーーーーン、とショックを受けましたね。あぁ私はなんで子どもにまで正解を押し付けているんだと。日本の学校教育の悪い面を全然捨てきれていない自分。。
それからは、子どもが絵を描くときだけでなく、お手伝いしたとき、自分でなにかしようとしてくれたときは、まず受け止めて、なるべく正そうとせず、次の動きにうつったり、違うことに誘ったりするようにしています。全然カンペキに出来ているわけではないですが💦
なんだか長くなってしまいましたが、、、子どもは放っておいても、寧ろ今の日本では放っておく意識をもっと持った方が、子どもが自ら成長できる可能性があるかもしれない。
これからも忘れないようにしようーと思っています。
ではでは、今日はこのへんで。
お読みいただきありがとうございました!
hona