流されて、自分の感性を削って丸くなっていた。『変わったかたちの石』を、めざす。
私は、流されて、まんまるの石みたいに、なってる気がする。
昨日の記事で触れましたが、この度とても素敵なキャンプ場に出会いました。
もともとレストランだったところをキャンプ場に生まれ変わらせている最中だそうですが、だからか何故だかわからないけど、とにかく細かい部分でセンスが良い!
キャンプ場というより、ちょっとした庭園と、プレイパークみたいな感じ。
オーナーのおじ様は、7年前に東京から移住してきたそうですが、見た目もセンスよくおしゃれ、気さくで親切だけど、ある程度の距離感を保ってくれる、不思議なお方。
きっと、おじ様がこれまでの人生の中で、自分の感性で試行錯誤して、人間関係を構築して、少しずつ積み重ねた結果このキャンプ場を表現し形作ったんだろうな、と感じさせられました。
今まで、数多くのキャンプ場に行ったけど、同じところなんて一つもありませんでした。
チェーンみたいに展開されてたり、正直こだわりを感じないとこもあったりもするけど、オーナーやスタッフさんがそれぞれ持つ感性、センスで、ひとつひとつが味のあるキャンプ場になる。
ああ、素敵だなぁ憧れるなぁ、私もいつかそんな風に、自然あふれる場所に暮らして、私らしい場所を作りたい!と強く思いました。
ただ同時に、
あのオーナーのおじさまみたいに自分の感性を発揮して、新しい場所を自分らしい場所に作り変えるくらいの力が、感性が、私にあるのか?
と思って、すこし、肩を落としました。
私って、自分の感性を、削るように生きてきたなぁ、と突然考えました。
そこでふと思い出したのが、KinKi Kidsさんの楽曲、『変わったかたちの石』。
あ、私実はKinKi Kidsさん好きなんですー。
私達は無意識に、世の中の常識とかしきたりとか暗黙のルールとかに、流されて転がされて、いつの間にかまあるく、まあるくなっていく。
そのほうが、正直ラクなんです。
変な軋轢に対抗しなくていいし、考えなくていいし、ちょっと自分のやりたいことや好きなことを我慢するだけでいい。
そう思って生きてきたはずなのに、ふと、『自分らしさが無い自分』に、気づく。
じゃあ自分らしく、自分が、好きなように生きようって思っても、今までやってこなかったから、自分の好きなもの、トキめくものが、よく分から無くて、焦る。
だから、今からでいいから、『変わったかたちの石』に、ちょっとずつ近づきたい。
ちょっと尖っていたっていい。いびつだっていい。誰かと同じじゃないくていい。
きれいに整形された玉砂利よりも、そのへんを歩いてると見つかるゴツゴツした石みたく、唯一無二の自分でいても、いい。
そんなことを思いました。
さて、当初は明日まで泊まる予定でしたが、千葉県は台風の影響で、午前中は大雨&強風の予報…
て撤収作業が過酷だろうし、アクアラインも通行止めになりそうだし、苦渋の決断で夜にチェックアウトさせて頂くことに。
夜ご飯は、簡単に炊き込みご飯を。
外で食べる炊き込みご飯、おいひい…!
台風の影響が、少なくありますように。
てでは今日はこの辺で!
最後までお読み頂きありがとうございました!
hona