「村上春樹にすら編集者はいますよ」~AFTER DGITAL TALKを視聴して~①
本日、19時より開催された、「AFTER DIGITAL TALK『言葉と編集のこれから』」を視聴しました!
登壇者はnoteでもおなじみの編集者、竹村俊介さんと、株式会社ビービット東アジア営業責任者の藤井保文さんです。
結論から言うと、目から鱗が落ちすぎて僕の眼球の守備力は0です。
今ならシャンプーが目に入っただけで失明します。
くだらねえ冗談はさておき、本日の対談の中で、印象に残ったことを、”感想”という形でアウトプットさせていただきます!
あくまで“感想”ですので、僕の主観も含まれます。
ご理解いただけますと幸いです。
① 「今、カタい文章いる!?」
対談開始後、割と早めに出たのがこのお題でした。
藤井さんは、とにもかくにも「おカタい文章」に、疑問を感じているのだとか。
ご自身の大学在学中の論文やら、仕事を始めてからは総会資料やらなにやら、「~である」調の文章の何と多いことか!
藤井さん「何でこんなの読んでるの!? 今、カタい文章いる?」
藤井さんの魂の叫びがZOOM内にこだまします。
そして、こう続けました。
藤井さん「“自分の言葉”として語らないと、熱意は伝わらない!」
おカタい文章とはつまり“事実”そして、事実とは“情報”。しかし、人というのは、情報を並べられたところで心は動かないのです。
それに対し竹村さんは次のように述べました。
「情報止まりの文章では、読んでもらえない」
そしてさらに、以下のように「情報」を「青汁」、「情報+想い」を「カルピス」として例に挙げ、語られたのが印象的でした。
「私、普通に青汁好きなんだけど……」
という方は、今回目を瞑ってくださいませ。
つまるところ、情報だけを並べても、既に供給過多である!ということ。
竹村さんは「パジャマで読んでも伝わる、気になる文章」と語りました。
それくらい、いかに「言葉が馴染みやすい」かが大事ということですね!
② 「顧問編集者」と「言語の重要性」
竹村さんが代表取締役を務めておられる株式会社WORDSは「経営者の顧問編集者」という立場を打ち出しています。
そりゃなんぞや!?と気になった方は是非WORDSのHPへアクセスしてみてください。
簡単に図式化すると以下の通りです。
①経営者から事業へ
…想いや今後のビジョンをヒアリング
②顧問編集者から従業員、顧客、消費者へ
…「言語化」することで、コンテンツとして発信
この「言語化力」については、対談の中で大きなテーマの一つとなっていました。
今は、文章よりも動画など、視覚に訴えるコンテンツが主流ですよね。
しかし、あらゆるアイデアの根底にあるものは、何故そのデザインにしたのかという「根拠」、「想い」があり、かつそれは「言葉」なのです。
例えばスタバのロゴ。
人魚をモチーフに、緑色で統一されたデザインは、誰がいつ見てもスタバだと認識ができますよね。
しかし、そのロゴにはスタバの歴史(ストーリー)や、“サードプレイス”という理念があってこその、デザインなのです。
つまり、その企業の価値、世界観を顧客視点から見ても統一させるため、言語、そして言語を扱う力は重要視するべきだと、僕は解釈しました。
さて、今日はここまでにして、次回はまた明日更新します!
「編集」と「言語」について今回は述べましたが、次回は
「発信において気をつけること」について投稿します!
中々ぐさりと来た内容ですので、ぜひ次回もご覧ください!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!