晩酌の流儀

我が家の晩酌の流儀は
その日の料理によって
酒の種類が決まること。
ワインか日本酒か、
焼酎が主な選択肢となる。

刺身や寿司、干物なら
日本酒に決定される。
和食でも鶏肉や豚肉、
それも唐揚げなど
油ものなら焼酎となる。

ワインならば細かく分かれる。
魚介類や白身の肉なら白ワイン、
牛肉やラムなど赤身肉なら赤ワイン、
ブルスケッタやチーズなど
オードブルならシャンパンで始める。

そう、我が家の晩酌は酒と料理との
マリアージュを第一義としている。
そうすればたとえ素朴な食卓でも
美味しさが倍増して堪能できる。
つまみと酒が最初のゲートとなる。

「晩酌の流儀」という番組は
いかにビールが旨く飲めるか、
そこにこだわってグラスを冷やし、
泡とのバランスを考えて注ぐ。
一気に飲んでから食べ始める。

つまり、酒が先で料理が後。
我が家はその逆で料理が先で、
それに合う酒を選択するのだ。
中華料理用に紹興酒や老酒、
韓国料理用にまっこりなども。

もちろんアペリティフ用にも
いろいろな酒を揃えている。
ジンやラムやリモンチェッロ、
自家製の梅酒やガマズミ酒も。
食後のディジェフティフは
ウヰスキーかブランデーになる。

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