レンコンのガレット
秋ってえのは
蓮根が旨くなる季節でね、
あたしゃ、あの歯ごたえが堪らん。
茹でたり炒めたりすると、
すぐにやんわりなるからさ、
歯ごたえを残そうとすれば
きんぴらやなますってことになる。
でも今夜は洋食の気分なんだねえ。
ってことで、最近知った
蓮根のガレットを作ろうと思う。
ガレットなんていやあ、
漢字で蓮根でなくカタカナにして
レンコンのガレットでさあ。
“La Gallette de Racines de Lotus”
スライスしたレンコンを
オイルを敷いたフライパンに並べ、
米粉をふってとろけるチーズをのせ、
フタしてただ焼くだけ*。
レンコンに粉をまぶさずにいいのか、
なんて細かいことは考えねえ。
大胆にやって上手く焼けちまうのがミソ。
ワインはシャルドネで決まりってか。
フランスのレンコンの産地といやあ、
ブルゴーニュだから当然そうなるね。
ムルソーやモンラッシェ、シャブリ
コルトンなんてえのがいいのだろう。
でもここはフランクなものが似合うやね。
だったらいっそアリゴテにしてみるか。
*この簡単レシピはnote名「ノーザンアルプスヴィンヤード」さんのシードル記事、https://note.com/nalpsv/n/ne4dba52d1512?from=noticeで知りました。