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読書記録|手づくりのアジール(青木真兵 著)⑩
一昨日から昨日にかけて、下記のトークイベントを視聴していた。
この中で、リゾート的な場所や時間、余裕があるときにしか「考えること」ができないという話や、人は何らかの失敗をしたとき「心」が発生するのではないかという話があった。
研究でいえば、本を読んだり論文を書く時間が「研究の時間」で、それ以外は、そのための時間を確保する労働の時間と一般的には考えられていると言える。青木真兵さんは、オムラ
【読書記録】「手づくりのアジール(青木真兵 著)」⑤
【読書記録】「手づくりのアジール(青木真兵 著)」④
1993年に放映されたテレビドラマ「あすなろ白書」。私は、熊本県益城町広崎の実家の居間で一人観ていた。数年前までは、東京の多摩ニュータウンに住んでいて、いきなり「田舎」に住むことになった。夏休みになると、飛行機で東京に行って、その話をするとクラスで一躍ヒーローに慣れた。
「homeport(母港/港)」の原点は、間違いなく「あすなろ白書
流れの中にいると安定する
第1回の読書会を終えて、自分が力を発揮できる「環境」とは何か。そのことをずっと考えている。これはおそらく、読書会のパートナーである田中伸之輔くんの専門である心理学的な問題でもあるし、彼と出会ったきっかけになった「研究的実践を組みなおす」と題したZINEの中のテーマでもある。
私が大学院時代、ローカルフェス主催者(organizer)研究を通して、辿り着いたキーワードが河野哲也さんの「社会的アフ もっとみる
【読書記録】「手づくりのアジール(青木真兵 著)」②
【読書記録】「手づくりのアジール(青木真兵 著)」①
このマガジンは「ルチャ・リブロを読み直す」と題した読書会の記録と記憶を残す場所である。「ルチャ・リブロ」とは青木真兵さんと青海子さんが営んでいる奈良県東吉野村の人文系私設図書館ことである(青木さんのXの名前は「青木真兵/ルチャ・リブロ」となっており、自分自身が「ルチャ・リブロ」であり、「ルチャ・リブロ」が青木さんでもあるのかもしれない)。