過去にしがみつかない

過去に起きた辛いことや過去にしてしまった過ちへの後悔でいつまでも苦しめられているなんてことはありませんか？

過去の捉え方を変えることが今をより良く生きるためのヒントになるのではないかと思います。

今回は過去の捉え直しを一緒にしていけたら嬉しく思います。

①過去に囚われることは時間の浪費である

私たちは日々過去の出来事に囚われてしまうことがあります。

「あんなことを言ってしまった」
「あんなことをされた」などなど

日常茶飯事ですよね。
僕もよくこのような思いになることがあります。

しかし大切なことは、過去の出来事は決して変えることができないということです。

だから、過去の出来事に心を囚われている状態は今の時間を浪費してしまっていることになります。

どうにもならないことに意識を向けることを辞めて、前向きになれることに意識を向けましょう。

②過去の捉え方を変える

過去の出来事は決して変えることができない。
ならば捉え方を変えるしかないのです。

例えば、辛い出来事があったら、「次に似たような状況に遭遇したらうまく対処しよう」と考えたり、

嫌な出来事があったら、「こんな嫌な出来事を乗り越えることができて自分は強くなれたぞ」と考えるようにしましょう。

私たちが過去の出来事に対してできる唯一のことが「意味づけを変える」ということだけです。

過去の辛かった出来事を「今をより良く生きるための糧」として捉え直しましょう。

③自分は不完全な存在であると認める

過去の後悔は「自分はもっとできる」という考え方から生じていることが多いと思います。

自分が精一杯行えたことに対して人は後悔しないのです。

つまり「後悔がある」という状況は「本来の自分ならもっと良くできたはずだ」という思いが裏側にあります。

しかし、完全な人間なんていません。
そのことを理解し、自分自身がまだまだ未熟な存在であるということを認めてあげてください。

そうすることで過去に囚われるのではなく、過去を糧として現在に集中して生きることができるようになります。

自分自身も今までは過去の出来事に心を囚われ、多くの時間を浪費してきました。

本来は心の底から楽しむべき幸せが目の前にあるにもかかわらず、過去の出来事に対する不満から全く楽しめていないということがたくさんありました。

しかし、気付いたのです。
人間は「今」しか生きることができないのに、なぜそんなに大切な時間を無為に過ごしてしまっているのだろうと。

過去の出来事の捉え方を変えることができれば、心が軽くなることは間違いありません。

いつまでも忘れられない嫌な出来事を前向きな解釈で捉え直してみてください。

今に集中して、今を幸せに生きていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。