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スタンフォード式 世界一やさしい パラレルキャリアの 育て方【リーディング・ハイVol.21】

会社に依存してはいけない。

そんな類の記事をよく見かけるように
なりました。

会社に忠誠を誓う代わりに、
最後まで面倒を見るというメンバーシップ型の
雇用から、業務内容や責任の範囲、
必要なスキルが明確化されて
雇用されるジョブ型雇用の波。

日本は、解雇要件が極めて厳しく
定められているので、そこまでの
急激な人材の流動化は予想しにくいの
ですが、確実に変化の波は来ています。

会社に依存するということは、
収入源がひとつになっている状態が
続くこと。
その先に身につけるスキルや
キャリアを自分の手でコントロールが
できないこと。

15年以上サラリーマンをやってきて
そんな状況への疑問、危機感から
この本を手に取りました。

リーディング・ハイとは

「リーディング・ハイ」
とは、「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。

長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態
をいいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からいってみましょう。

【引用その1】自己決定の魅力

あなたは、なぜ複業をしたいのですか? 自分や家族のために、もっとお金を稼ぎたい 活躍できる場 がほしい 社会貢献したい 同じ目標や夢を持つ仲間を見つけたい どれも素晴らしいと思います。 で も、気付きませんか? これって、 すべて「自己決定」に基づいて考えている、と。

我々には職業選択の自由があります。
ある程度の業種や職種は、「能力に応じて」
という注釈がつくものの選択することが
できます。

ところが、どんなに自分の希望やイメージの
職場に入れたとしても「やりたくない仕事」 
は必ずあります。

自分で細かいタスクまで選ぶことは
サラリーマンではなかなかできないでしょう。

ところが複業は、自分の意思でやりたいことを
選ぶことができます。
人間、どんな魅力的に思える仕事だったとしても、ある程度の裁量・コントロールが
できないと大きなストレスになります。

自分の裁量で、できる範囲でスモールスタート
できるような複業っていいなぁ。
そんなやる気が出てきました。

【引用その2】スラッシャーになれ

大事なのは、「まず名乗ること」。「自分はこういう人なんです」と名乗れば、世間話で盛り 上がったり、何か相談されたりするかもしれません。それが結果として、仕事につながる可能性も十 分あります。 肩書きは一つである必要はありません。 むしろ、肩書きを増やしていくのがこれから の時代です。スラッシャーとして生きる選択をする人はこれから増えていくでしょう。

ここではスラッシャーという言葉が
出てきます。
肩書きをスラッシュ「/」で併記して
名乗っている人のことを言うらしいです。

私の場合で無理矢理作ってみると、

ヘルステック事業企画/健康経営コンサルタント
/サウナリーマン/ライター(ブロガー)

って感じになります。
もしこれらすべてが収入源になるとしたら
かなり大きな武器になります。
書いているだけでワクワクしてきました。

またどれかがうまくいかなくても、
他の肩書きが上手くいけば、
それはそれでリスクヘッジになるのです。

サラリーマンの収入を確保しながら、
新しいスラッシュの先の肩書きを見つけて
どんどん名乗っていくだけで
前に進めるような気がします。

スラッシュで肩書きを書き出しただけで、
自分が複業のために何がしたいか少し
見えてきました。
この方法はオススメですね。

【引用その3】「70対20対10」の法則を使ってみる

「70対20対10」の法則をご存じでしょうか。これは、Google元会長兼CEOのエリック・シュミット 氏がGoogleを成長させていく過程で用いたリソースの配分ルールです。 簡単にいえば、 70%は「うまくいっていること」に、20%は今までの「改善」に、10%はまったく「新しいこと」に配分する と、うまくいくとの考え方です。人も資源も時間も、この比率で配分します。

このポイントは、10%の枠のところです。
自分の時間の10%だけでも、「新しいこと」
に配分してみること。

1日起きている時間が16時間だとしたら、
1.6時間(96分)ほどを新しいことに
使ってみる。

それなら失敗しても取り返しのつかない
ことにはならないし、新しい挑戦を
繰り返すことができます。

ただ挑戦の見切りが難しいですね。
新しいことを始めると、どうしても
すぐに成果を求めがちです。
10%の時間を腰をすえてしっかり
自分の投資の時間として活用できるか。

複業で稼げるようになるための最初の
壁になるかもしれません。

本日のリーディング・ハイ

今日はパラレルキャリアに
ついて考えてみました。

正直、自分がどんなキャリアを複合的に
作っていけるのか、まだまだ想像が
つきません。
コツコツ行動あるのみですね。

ただ会社に依存し続けること(現状維持)
は、衰退でしかない。


私のような役職がつき始めた
中堅サラリーマンにはそう確信させられる
本になっていました。

最後にお知らせ



今回のリーディング・ハイ
はいかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。

またリーディング・ハイで取り上げた本は、
毎週日曜日に私が参加している
コミュニティのビジョナリー読書クラブの
読書会にて発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、本というツールを使ったコミュニケーションを通じて思考を深め、視野を広め視座を変え、気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。

本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。
お待ちしております。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。 みなさんが生き生き健康に働けるためのメッセージを発信していきます。 ぜひサポート、よろしくお願いします。