新しいお米の買い方!
みなさんはお米にこだわりはありますか?
あきたこまち、コシヒカリ、新潟産コシヒカリ、、、レストランに入るとそのお店のこだわりとして品種や生産地が書かれていることはあるけど、お米の違いは正直あんまり分からない、、という方が多いのでは。
先日、お米農家さんのお話を聞きながら、お米を食べ比べさせてもらう機会がありました。同じ地域で作られたものながら、お米の品種や生産者さんはばらばらのものが4種類ほど。洗い方や炊き方の条件は全く同じで。
お米の味が分かるほど味覚に自信ない、、、と思っていましたが、、
まず見た目が違う。つやっときれいなものとあまりつやがないもの。
そして香り。甘いお米のいい香りがするものもあれば、香りがあまりないものやちょっとぬかっぽい香り?のものも。
食感や味わいもそれぞれ違いがありました。
どれもおいしかったのですが、こんなにもお米によって違いがあることに驚きました。
こだわりの野菜農家さんを訪れ、野菜を食べさせてもらうと、”この玉ねぎ、めっちゃ甘い!みずみずしい!”などやっぱりこだわりの野菜は違うなあと感じるのですが、毎日食べるお米の味が生産者さんによって違うとは盲点でした、、
お米の栽培は田植えから水をためる時期→水を抜いて稲を強くする時期→刈り取りという流れがあるのですが、その方法は農家さんによって千差万別です。土づくりを工夫したり、どんな肥料をどれだけ入れるか、水はどうコントロールするか、などなどおいしいお米を作るために日々自然と向き合っておられます。
私たちが普段目にする”コシヒカリ””あきたこまち”などのブランド名は、複数の生産者さんが同じ品種のお米を作り、一つにまとめて販売しているものが多いのですが、そういったお米は米の消費量の減少によって年々価格が下落しているという問題点が。
お米を生産するには田植え機や刈り取り機、乾燥機など大規模な機械が必要なのですが、その一つ一つはなんと車1台分くらい。”お米はお金の塊”と呼ばれるほど経費が掛かるのですが、価格の下落・温暖化による収穫量の低下によって生産者さんの収入は激減しています。
また、まとめて販売されることで、おいしく作ろうとしている生産者さんの努力が報われないという問題点もあるのだとか。
私たちがおいしいお米を食べることができて、生産者さんももっとおいしいお米を届けたい!という思いを循環させられる方法が、”特定の生産者さんからお米を買うということ”です。
販売業者を通さないから生産者さんにちゃんとお金が還元される、どんな製法か分かるから安心して食べられる、そしてなによりおいしいお米が食べられる!
おいしいお米があると、おかずが質素でも幸せな気持ちになります。おうちごはんが増えた今、お米を変えてみるという新しい楽しみを味わってみるのもいいかもしれないですよね、
通販で全国に販売されている生産者さんも多いので、まずは一度お取り寄せしてみるのがおすすめです。
SETREがお世話になっているお米農家のFARM HOUSEさんはSETREjourneyでも取材させていただいています。
飯塚さんの人柄やこだわりが伝わる素敵な記事となっております、、
飯塚さんのお米もとってもおいしいですよ~
https://journey.hotelsetre.com/story/himeji/farmhouse/