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【絶望】腸活をムダにしてしまう習慣5選、あなたは大丈夫ですか?



はじめまして、薬剤師の宮本です。
今回は、「これやると腸活が台無しになること5選」の内容を紹介します。

もう10年近く、腸内環境が注目されて健康美容に欠かせないセルフケアとなっています。
しかし、腸内環境が悪化してしまう習慣は腸活を台無しにしてしまいます。

腸活を台無しにしてしまう習慣を知ること
その理由を理解できます
それでは本題に入りましょう!
 

■これをしていると腸活が台無しになる

1.     朝食を食べない

いきなりびっくりしてしまったかもしれませんが、朝食を食べることは腸活で1番と言っていいほど大切です。
睡眠の間は、胃腸に何もものが入ってきません。

その影響もあって、胃腸の動きが悪くなっています。
胃腸の動きが悪いと、排便機能にも影響していきます。

腸の中で便が止まってしまう時間が長ければ長いほど、腸内環境に悪影響を及ぼします。

朝食を摂ることで、胃腸の動きを促してあげるようにして、腸内の老廃物を促すようにしてあげることにつながるのです。

朝食をあまり食べられない方もいらっしゃると思いますが、白湯やスープ、味噌汁、トマトジュースのような液体やお粥のような柔らかいものからでもいいのです。

少しずつ食べるようにすることで朝からしっかりと食べられるようになります。 

2.     睡眠不足

睡眠不足も腸内環境に悪影響を及ぼします。
睡眠不足になると、胃腸の動きに関わる自律神経のバランスが崩れます。

自律神経が乱れると胃腸の働きが低下し、食べ物をしっかり消化できなくなります。
その結果、胸焼け・吐き気・食欲低下・便秘・下痢などを引き起こします。

それだけでなく、睡眠不足により、腸から産出される抗菌ペプチド「αディフェンシン」が低下することで、腸内環境が変化して、免疫力の低下にも関係してしまいます。

腸活をしている方は睡眠も気をつけましょう。

3.     ストレス

ストレスを受けるとお腹が痛くなったり、便秘になってしまう方いませんか?
ストレスは、腸内環境を悪化させます。

腸は、副交感神経で活発に動き、お腹が動き消化がすすみやすくなります。
しかし、ストレスを感じたときは交感神経になりやすく、食欲が低下したり
ストレスで暴飲暴食すると消化が進まず、胃もたれを起こしたりもするのです。

腸と脳の関係は、腸脳相関とも呼ばれ、互いに迷走神経を介して影響し合っていることで、ストレスを感知すると腸内環境が変動し、腸内細菌にも変化を与えます。

つまり、リラックスしているときは、腸内細菌のバランスが整えられ、腸の働きがよくなることで、適切に腸が動き、腸内細菌が安定すると、脳への精神的な影響も抑えられます。

逆に、ストレスを感じると、交感神経が過度に緊張して消化機能が低下し、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が優勢になり、便秘や下痢を引き起こしやすくなります。

腸の働きが鈍くなると、その情報を脳がキャッチするのでさらにストレス反応が増してしまうのです。

腸活をしていてもストレスをため込んだままでは実感が得られません。
ストレスが少ない生活を心がけつつ。ストレスがあるときこそ、食事や生活習慣を見直して腸内環境を整えることも大事です。

4.     過度な糖質制限

ダイエットや健康のために厳しい糖質制限をしている方がいます。
ダイエットや健康のためと思って糖質を制限し過ぎてしまう食習慣はデメリットな側面もあります。

糖質制限のデメリットの1つが腸内環境の悪化につながりやすいということです。
糖質制限をすると糖質の代わりのエネルギー源として、脂質をおく摂取することで不足を補います。

この脂質が多くなってしまう食事によって、食物繊維不足となり腸内環境が悪化してしまうのです。
糖質は、炭水化物に含まれている成分のことで、私たちが摂取している炭水化物には糖質と一緒に食物繊維も含まれています。

食物繊維は、腸内細菌の餌となる役割やお通じを促すことにもつながるため、それらが不足してしまうと腸内環境が悪化してしまうのです。

そのため、3食の糖質を大幅に減らすことは避けて、間食で食べてしまう甘いものや、甘い飲み物を控える方が健康的な糖質制限と言えるでしょう。

5.     乳製品

腸内環境を整えるといえばヨーグルトを食べている方も多いと思いますが
乳製品の成分が逆に腸内環境を悪化させてしまう場合もあります。

その成分が乳糖です。
皆さん、乳糖不耐症って聞いたことありますか?

牛乳を飲んでお腹を下してしまったり、お腹が張るような症状が出るものです。
乳糖を分解する酵素のラクターゼが大人になるに従って小腸で少なくなります。

これによって、十分に働かないことにより起こると考えられてきました。
しかし実際には、牛乳を飲んで下痢をする人の割合はそれほど高くないことがわかってきました。

大腸に存在する乳酸菌やビフィズス菌などの有用腸内細菌が多い人では、乳糖が良く分解されて、不快症状が出にくいことが近年の研究により明らかになったからです。

そのため、もしも乳製品でお腹の調子が悪くなる場合には、腸内環境が悪いサインともいえますので乳製品は控えた方が良いでしょう。

そのため、ヨーグルトも控えるようにして、他の味噌やキムチのような発酵食品や、サプリメントを併用する方が効果を実感できるかもしれません。 

いかがだったでしょうか?
その他にも小麦のグルテンや乳製品のカゼイン、抗生物質、消毒のしすぎ、添加物あたりも腸内環境を乱すものとして有名な内容です。

しかし、私たちが生活するうえでは、あまりにも制限が厳しいのもありまして、実践的ではないと感じましたので今回は割愛させていただきました。

ご興味があればコメント欄を使って教えていただければと思います。
 
腸内環境は特に小手先の変化を起こしてもあまり効果を実感できないことが多いです。
より実感が得られやすい本質的な変化を行い、無理のない生活をすることが一番だと私は考えます。
そのため、あなたの今の状態をより俯瞰してみていくことが大切なのです。

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ホリスティック薬剤師 宮本知明
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