介護職として生き残っていく方法-0-
こんにちは
僕は15年近く介護や医療の現場に携り、介護職ってやりがいや夢があっても、多くの障壁がある仕事だなと長年感じてました。
1.給料の安さ
15年前特養で就職した時の初任給は手取りで12万円でした。それこそ今は処遇改善や特定処遇改善などで年収400万円ベースになってきましたが、それでも固定費を支払えば手元にはほとんど残らないでしょう。
2.マニュアル通りにいかないケア
学校や初任者研修などで習った知識や技術もあまり活かされません。なぜなら高齢者の容態や認知症の方の行動は予測がつかないからです。対応に苦悩してバーンアウトする職員は数知れませんでした。
3.不規則勤務による心身へのダメージ
施設系サービス(夜勤のある職場)で働いている職員はライフサイクルが乱れ、元々頑丈な人でも風邪などを引きやすかったり、うつになる人も多いです。
4.職員同士の関係不一致
コレが大きな障壁だと感じています。『そんなのどこの産業にもあり得るでしょ?』と思われる方もいますが、介護自体が100点満点とゆう正解のない業務だからこそ、職員の価値観によって対立が生じ易く、そこから人間関係のトラブルが発生し易くなっています。しかも、介護の現場は介護職以外にも看護、リハビリ、相談員、ケアマネ、管理栄養士、施設長と他職種にも敵がいるとゆうことです。
主にこのような障壁や、今の介護事業所を取り巻く環境がかなり厳しく、問題(人材不足、収益減、ルールの厳正化etc...)が複雑に絡み合っており、夢を抱いて働いていても、いずれどの方向からも打ち砕かれてしまう末路であり、そういった人をたくさん見てきました…
しかし、それでも長年この業界で働き続けた者として、介護職として頑張りたい人の役に立つノウハウを提供したいと思います。
続く…