【心理師からの転職】転職してから半年の間で気づいたこと。part2
はじめに
こんにちは!公認心理師のはねちひろです。
前回の記事に続いて、転職から半年間での出来事をお話していきたいなと。ほとんどが失敗談と言いますか、自分への反省を込めてのお話になりますので、こちらの記事を読んだ方には、はねと同じ失敗をしないように!という材料にしていただければと思います。
前の記事はこちらから↓
入社2~3か月
入社してから2か月目に一つ目のポイントがやってきます。
それは、とあるプロジェクトを任せていただいたという事です。
これまで前職の小規模な組織での仕事や、外部組織への短期的なお仕事が中心だった私からすると、ほとんど初めての経験となりました。
その際の自分の心境としては、「任せていただいたから、とりあえずやってみよう」というくらいの気持ちでした。正直、この時はこのプロジェクトの規模感が全然わかっておらず、結果、その後の私にとっての大きな壁となります。
まずは周囲の人に頼りながら徐々に慣れていこうと思っていた私は参加したミーティングで絶句します。
「話している内容がわからない」
専門用語が飛び交っていたわけではないのですが、資料の内容や会話の内容についていくことが全くできませんでした。
その時の自分は「とにかく調べて話の内容がわかるようにしよう!」と心に決めて、社内の資料などをとにかく見漁りました。
しかし、その次のMTGでも同じような状況に陥り、混乱がどんどん大きくなってしまい、周囲の人に聞こうにも「何を聞いていいのかわからない」地獄にはまってしまい、MTGで何も発言することなく、時間が過ぎていきました。
今振り返ると、確実に初動で2つミスってるんですよね。
「何とか大丈夫だろう。」という意味の分からない慢心が自分の混乱を大きくしてしまったこと
「とにかく調べよう!」と、自分だけで解決をしようとしてしまったこと
今だったら確実に最初のプロジェクトを任せていただいた段階から背景やこれまでの流れ、今後の動きなど何度も質問して確認して、何が今後必要になってくるのかを整理してアクションを起こしていたでしょう。
こんな感じで「大丈夫かな…」という漠然とした不安を抱えたまま、年末年始を迎えます。
入社4~5か月
2024年を迎え、なんとか周囲のご協力もあり、時間は過ぎていきます。
「このまま何とかなってくれ。」と半分祈るようにプロジェクトを進めていくと、論点の整理を含め一旦チームに現状を伝え、相談するために資料にまとめ、MTGの時間をいただきました。
結果、資料を最後まで説明することなく、かつ、私の求めていた答えは得られないままMTGは終わってしまいます。
「論点は何だったの?」
「何を意思決定したかったの?」
「あの資料では何が言いたいかはわからない」
上記のようなご指摘をいただきました。
準備不足等、如何に今までの仕事のやり方が荒かったのか。そして、この世界で仕事をしていくことのハードルの高さを痛感することになりました。
周囲のメンバーや上長に対しての不満ではなく、自分のレベルの低さや振る舞い方を思い知らされる時間になり、私の自信は折れ、今後のプロジェクトの進め方により迷いが生じてしまいました。
そのあとの私は常に仕事のことが頭から離れなくなり、眠れなくなる日も増えていき、心と体が悲鳴を上げ始めました。
ギリギリになるまで相談してこなかったため、ため込んでしまった
ため込んだ結果、先行き不透明感が増してしまい、自分の力では解決できなくなった
「自分は心の専門家だから」と変な意地が働き、SOSを訴えることを行わなかった
結局は自分で何とかしようとしすぎてしまったことが原因で、こんな感じになってしまい、自分の首を絞めてしまう結果となりました。
その後は、周囲にSOSやHELPを求め、何とか大事には至らなかったのですが、雪だるま式に事を大きくしてしまったため、周りの方々にも負担をかけてしまいました。
ここまで話して何が言いたいかというと、
一人で全部やろうとしない
どんどん周囲に相談をする
「わからない」を放置しない
転職をしたうえで、「できない自分であってはならない」等、背伸びをすることは自分を追い詰めるので、ありのままの正直な自分でいることが大切になります。本当に当時の自分に言い聞かせたい…。
そんな状況でプロジェクトがどうなったのか。という事は次回お話をさせていただきます!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。