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【強みは隠すな!】自分の長所をどんどん口に出した方が良い理由とは?280日目


◇自分の長所は?



面接の常套句。



『あなたの長所(強み)を教えてください。』



皆さんはどの様にお答えしますか?


ただ、中にはすぐに出てこない。と言う方もいらっしゃるかなと。


更に言えば、『私なんて取り柄はありません、、』と答えてしまう方もいるかとも。


言えない方や、自分なんて、、と思っている方は、ぜひ今日の記事を読んで欲しいなと。


というのも、自分の強みはどんどんアピールしていくことが様々な面でメリットがありすぎるからなんです。


子育てにおける点もお話をしていきたいと思いますので、子育てをされている方にも、自分のお子さんのためにも読んでいただけると幸いです。



◇強みは自己効力感を向上させる




以前の記事でも紹介しました、心理学者のバンデューラ先生の自己効力感。


「自分にはこれができる!」と思える力の事です。


・勉強は得意ではないが、体育なら誰にも負けない!
・PCでの作業は苦手だが、営業トークは社内ではバツグン!


など、自分のできることを自覚していればしているほど、自己効力感は高くなります。


ただ、日本の悪しき風潮として、横並び感覚や、「出る杭は打たれる」というものがありますよね。


だからこそ、自分の取柄を口に出したり、得意げに振る舞うことが苦手。という方が多いのかなと。


そうなってしまうと、自己効力感が上がりにくく、「どうせ自分は。。」というような思考になってしまいます。


でも、自分の長所や強みを持っていない。なんていう方はいないんですよね。


カウンセリングの現場でも、最初は「自分なんて、、」と言っていた方が、後に、「実は自分ではできると思っていることがあって。。」と口に出されることがあります。


人と比べると出しにくい長所や強み。


でも、人と比べる必要なんて無いんです。


人と比べることが、自己効力感を下げてしまい、自信を下げ、、という悪循環を生んでしまいます。


だからこそ、あなたが長所や強みだと思う事で、本当にそのことが強みになったり、武器にもなり、更には自己効力感を高めることができるのです。


ある種の自己暗示でもあるのですが、臨床現場でも、自分の強みを自覚し、行動を繰り返すことで、自信に繋がり、ストレス対処が非常に上手になった方を沢山見てきました。


ですので、人と比較するのではなく、自分にとって長所だ!と思う事があれば、口に出したり、実際に行動に移してみましょう。



◇最後に:周囲が長所を引き立てると効果絶大



子育てや教育の場面で、絶対にやってはいけない事として、周囲と比較して長所を認めない。という事です。


・周りはもっとできているよ
・他のところができていないじゃないか
・世間一般ではまだまだできていないぞ


などの事を言ってはいけない。という事ですね。


オールラウンダーなんてほとんどいませんし、強みを認識しているだけでも貴重な事なのです。


ですので、子どもが小さいうちから、自分の強みを提示してくれば受け止め、大人から見て、長所だと思う事は口に出して伝えてあげてください。


その際に、「あなたは○○が得意なのよ!」ということではなく、「私から見たら、強みだと思うな。」という様に伝えましょう。


自分で自覚してこそ、真の長所や強みとなるのです。


自分の事は気づけない事も多いですから、周囲が気づくきっかけとなってあげることが重要です。


生活していると、強みや長所を叩いてきたり、僻んでくる人もいるでしょう。


そのような人は相手にしない事が一番ですが、どうしても離れられない場合には、「この人は私の長所を認めているからこそ突っかかって来るんだな。」と思いましょう。


自分で自分を認めてあげることが、一番の生きやすさになります。


ですので、恥ずかしがらず、自分の長所を表に出していきましょう!



本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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