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どこにもなかった副作用・口渇の詳しい解説と対策

今回は、以前少し触れた薬の副作用『口渇』についてお話ししていきます。
ナルコレプシーに処方される情動脱力発作のためのアナフラニールやモディオダール(モダニフィル)の副作用には口渇があります。

口渇は薬局などでは「喉が渇いたりしませんか」と聞かれます。

実際に渇くのは喉ではなく、喉は潤っているのに舌が渇きます。
副作用が酷い時は一晩で舌がありえない程渇き、まるで舌とは思えない乾いた苔のような物体が口の中にある状態になります。
また、唾液で殺菌していますので、殺菌効果がなくなった口の中にはありえない数の口内炎が発生し、とんでもない激痛で眠るどころの騒ぎではなくなります。

Googleで検索しても効果的な方法がとてもわかりにくかったので、実際そこから1日で回復させた方法を書いておきます。

それは『昆布出汁』です。
日本人でよかった。
薬局などでは、飴を舐めてとか水をよく飲んでとごく普通の事を言われますが、はっきり言って酷い口渇にはほぼ効果がありません。
きっと、みなさんその状態になった事がないんだと思います。

さて、なぜ飴ではなく『昆布出汁』かと言うとどうやら昆布出汁の旨味成分が唾液腺を長く刺激し続けてくれるんだそうです。
他の出汁の事は調べても出てきませんでしたが、一番身近で飲みやすいのかなと思っています。
経験談などありましたら、コメント欄にお願いします。

私はよく目にする昆布茶ではなく、友人から貰った塩入りの昆布出汁が余っていたのでそのパックで出汁を取り、冷ましてから昼間は水筒に入れて、夜は枕元に置いていつでも飲めるようにしておきました
美味しく感じられない出汁には少し塩を加えてみてください。

もちろん、副作用の酷く出た薬は先生に伝えてすぐにやめました。

モディオダール(モダニフィル)も私は少し口渇が出ましたが、昆布出汁水筒作戦はしませんでした。
普段から味噌汁など様々な出汁を料理に使う事で防ぎました

念の為、飴なども持ち歩いています。
私は飴1つで上顎がヒリヒリしてしまうので、いつも金平糖を薬入れに入れて持ち歩いています。
飴とか金平糖、何かを口に入れて唾液腺を刺激するか、またはそれが出来ない状況では第三歯である犬歯の根元を舌で刺激します

様々な唾液の出し方を覚えておくと、いざという時に役に立つかもしれません。
是非、参考にしてみてください。

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